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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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ブルー・エンジェルと聞いて思い浮かべうるのは、
まずマレーネ・ディートリッヒ。

傑作映画、
邦題『嘆きの天使』は原題のドイツ語が、
ブルー・エンジェルという意味だった。

たぶん、若かりし日のシンディ・ローパーもマレーネを
念頭に置いていたのではないでしょうか。
時は1980年、27歳の時。

シンディ・ローパーはロカビリーバンドの「ブルー・エンジェル」
ボーカルとしてデビュー。
もちろん、この時から圧倒的な歌唱力は健在。
批評家達からは絶賛されるも商業的に失敗し自己破産を経験。

特に「I'm gonna be strong」は大好きです。
この映像、ピアノの上で歌っている姿をはじめてみたのは高校の時。
以来、忘れられなくて時々見るし、最近は頻繁にこの曲を聴いている。
ロカビリーとはいえ、この曲なんかは、
シンディの歌唱力を存分に活かしたバラードです。


ロカビリーと言えばストレイキャッツ。


この曲もよく聴きます。




そして、シンディ・ローパーとして、ソロデビューした後、



"Girls just wanna have fun"でスマッシュヒットを飛ばす。
この曲って、若い女の子こと歌っているので、
もっとシンディ自体若い頃の曲かと思っていたけど、
31歳の時の曲だったんですね。



もちろん time after time もいいです。
マイルスはジャズでもコピーしてます。




でも最近はやっぱり、

I'm gonna be strong







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福音館ね。

今日は少し毛色を変えて絵本へ。
大好きな『マドレーヌ』シリーズ。
うちにはマドレーヌのグッズが色々。

マドレーヌグッズは、ファミリアで売ってるよ。

いつか「ケンミンSHOW」で取り上げて欲しいのだけど、
神戸っ子にとって「familiar」という会社は非常に馴染みが深い。
神戸に数ある女子中高生たちを見れば一目瞭然。
彼女たちが持っている鞄は悉くファミリアなのです。
神戸は女子校がとても多いのです。

私が通った公立高校もそうです。
女子たちの多くはファミリア。
元町の本店で買ってるんですね。

松蔭の子とかで、赤いファミリアの鞄持ってるとレベル高い、
とかそんなことをよく言っていたものです。

ファミリアは、ベビーから子供までシックで落ち着いた
デザインの洋服を扱うブランドです。
あのかわいいクマさんはみなさんご存知でしょう。
メゾピアノとか、そんな今時な子供服メーカーではありません。

そのファミリアが扱う「マドレーヌ」シリーズ。
ちょっとお茶目で腕白なマドレーヌ。
パリの寄宿学校に住むアメリカ生まれの女の子。

この話、なぜかとても好きなんです。

最近は例年以上に絵本に目が向いている気がする。
マドレーヌシリーズは全部集めたいです。
1962年。カンヌ映画祭審査員特別賞受賞。
この映画を見たのは二回目。


小林正樹監督と言えば、まずあの『人間の条件』を思い浮かべる。
全6部にも及び、日本映画史上、最も長い作品である。9時間31分。
そして、やはりユダヤ人大虐殺を描いた、
クロード・ランズマンのドキュメンタリー『ショアー』も9時間30分。
いずれも9時間半でも足らないくらいでしょうが。


そんな小林正樹監督がやはり仲代達矢と組んで制作した傑作映画『切腹』
日本映画史上でも上位に位置する傑作です。
脇も素晴らしい。
三國連太郎、頗る格好いい丹波哲郎。そして美しい岩下志麻。

武士社会における、うわべだけの欺瞞と残酷さに対し、
「切腹」というものを通して迫っていく。
仲代達矢が実にいい。
堂々たる立ち居振る舞い。
そして徐々に盛り上がっていく物語り。
基本をきっちり押さえた構成。簡素な美術。
ドスの聞いた語り口。
そして殺陣。

エンターテイメント性と社会性と、
人生の不如意さと、すべてを描いた純然たる良質邦画です。

繰り返し見ても面白い。
武士道に対する決定的なアンチテーゼ。
武満徹の音楽も抜群に優れている。

ぜひ。




人気ギャグアニメ。


一度は民放で放送されたアニメが、
NHKで再放送されるという異例の人気。

一度は見るのを諦めたアニメなのです。
しかし、今回もう一度見てみたら、かなりはまってしまいました。

日常的なシチュエーションを土台に、
かなりシュールな展開を組み合わせる、一風変わった良質ギャグです。

もともとは「月刊少年エース」などの4コマ漫画なので、
アニメは短い話のオムニバス形式。
その中に必ず、爆笑エピソードが2〜3ある。
そして、なんか癒されるのです。

一度騙されたと思って見て欲しいアニメです。
『あずまんが大王』によく似た作風。
『よつばと!』とかが好きな人にもお勧め。

気になる方は「アニ速」と検索し、
そこで無料でいくらでも見れるので見てみて下さい。






新谷かおる作品の傑作。

まだ全部は読んでいないのですが、半分くらい読みました。
シリアスな傭兵戦争漫画。

親友の策略により、外人部隊として契約させられてしまった
風間真による激闘の物語。
凄腕パイロットの話で、ほとんど空中戦と
架空の国「アスラン王国」という中東の国の内戦話。

人を殺さないと生き残れないという過酷な宿命を課されたシンが、
各国の仲間と共に地獄の闘いをくぐり抜けるーー

緻密かつ大量な戦闘機に関する取材と
哀愁ただよう絶妙な台詞の数々。
友情、そして多くの友の死。

「人には希望を・・・
 男には勇気を・・・
 女には愛を・・・
 子供たちには未来を・・・
 老人たちには安らぎを・・・

 俺たちみたいなカラスどもには
 鉛の弾を・・・

 与えるのさ・・・」

血で血を洗わなければ生き残れない。
ここは過酷なエリア88。

しかし、仮に戦場でなくても、
人は生きるために多くの生物を殺さないといけないのです。






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プロフィール
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海馬浬弧
性別:
女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
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