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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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以下のサイトへブログを引っ越しします。
これまで通りレビュー含め、色々書いていこうと思います。

今年も大変お世話になりありがとうございました。
どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。

新ブログ
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今年のベスト10!


以下を見て分かる通り、
今年はろくに本も読んでないし、映画も見てないのです。

ただ、実際は映画などは10本以上見ていますが、
書くに値しない映画も多数あったため、このようになりました。
たとえば園監督のカス作品などがそうです。


①今年読んだ本で面白かったもの。
1位:アイラ・レヴィン『死の接吻』
2位:諫山創『進撃の巨人』 (漫画)
3位:アゴタ・クリストフ『昨日』
4位:シオドア・スタージョン『夢みる宝石』
5位:羽生善治、伊藤毅志、松原仁『先を読む頭脳』
6位:フレドリック・ブラウン『まっ白な嘘』
7位:
8位:
9位:谷川流『涼宮ハルヒの驚愕(前)・(後)』
10位:

アイラ・レヴィンは凄い。
このレビューでも以前取り上げた通りです。
『進撃の巨人』も傑作です。


②今年見た映画で面白かったもの。
1位:小林正樹『切腹』(再)
2位:ローラン・カンテ『パリ20区、僕たちのクラス』
3位:
4位:新藤兼人『裸の島』(再)
5位:溝口健二『西鶴一代女』(再)
6位:
7位:
8位:今井正『にごりえ』
9位:
10位:

書くべき映画はこれくらいであとはろくな映画がない。
しかもほとんぞ2回〜3回以上見た映画という…
近年の日本映画はカスしかない。


③今年見たアニメで面白かったもの。
1位:日常
2位:坂道のアポロン
3位:さんかれあ
4位:BTOOOM!
5位:ヨルムンガンド
6位:新世紀エヴァンゲリオン
7位:MADLAX
8位:ZETMAN
9位:夏雪ランデブー
10位:お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ

日常は相当面白かった。大笑いした。
私の中では京アニが久々にとばした快作です。
坂道のアポロンは素晴らしかった。
JAZZと恋愛と長崎を絡めて、
泣けるし、かっこいいしで文句なしの二位。
さんかれあ、の内田真礼さんはよかった。
『中二病でも恋したい』でも頑張っていた。
BTOOOM!は予想以上に面白かった。
ヨルムンガンドはなんといっても伊藤静さんの怪演。
ZETMANはOPの歌がいい。
エヴァはいまさらテレビシリーズから全部見直して、
映画版の、Airまごころを君に、も見て、序、も見た。
そこそこ面白いし、この作品の後年に与えた絶大な影響を
今更思い知ったが、個人的には庵野監督のポエジーが頂けない。
シンジはなんでこんなナイーブでちっちゃなことをごちゃごちゃ
言い続けるのか、段々と辟易とした。
お兄ちゃんだけど…はリアルJCの木戸衣吹ちゃんが頑張っている。
最近は声優も若年齢化しています。


④今年よく聴いた音楽。
1位:裏表ラバーズ (初音ミク)
2位:magnet (初音ミク&巡音ルカ)
3位:ローリンガール (初音ミク)
4位:ダブルラリアット (巡音ルカ)
5位:ぽっぴっぽー (初音ミク)
6位:True colors (シンディ・ローパー)
7位:Leia (巡音ルカ)
8位:Because the night (パティ・スミス)
9位:君は僕に似ている (See-Saw)
10位:Leçons particulières (Slaï)

はっきり言ってボカロ曲ばっかり聴いていた一年。
なぜならボカロ曲は新鮮な曲が多く、
適当で普遍的な感情をごちゃごちゃ言う今時歌手の
中途半端な歌が少ないから。

中でもwowakaさんはボカロPの群を抜いている。
裏表、ローリン、ワールドエンド・ダンスホール。
どれをとっても才能豊か。
magnetもライブ映像を見たときは感動した。
ダブルラリアットのわけのわからない歌詞と、
ライブ映像は感動的だった。

ストレスフルな時に聴くのはシンディ・ローパー。
True colorsで自分を労っていた。
See-Sawはやはりいい。
今をときめく梶浦さんのサウンドは秀逸です。
Slaïも良い歌うたっています。


PVも面白い





ボカロPのみなさんはPVも作ることができる。


⑤今年の私にとってのビッグヒット。
1位:VOCALOID (Project Diva Arcadeを含む)
2位:羽生善治さん&渡辺明さん
3位:Chez Olivier の「黒トリュフマカロン、鴨のフォアグラ、葡萄のムーのシャンティー」
4位:すき焼き&焼き肉
5位:美松さんのクコの実とアンズのジュース
6位:Kindle fire HD
7位:腹腔鏡
8位:IPAD
9位:FFのコンサート
10位:恵比寿マスカッツ

今年は本当にVOCALOIDの一年でした。
断トツの一位でしょう。
VOCALOIDのことばかり考えている。

羽生さんと渡辺さんについては2011年くらいから注目しています。
某寿司屋で渡辺さんに会って以来、タイトル戦は特にチェックしています。
羽生さんの思考法は殊に興味深く、勉強になります。

オリビエさんの料理は素晴らしく美味しい。
オリビエさんキューピーのCMにも出ているし。
気さくでいい人です。

すき焼きはよく食べに行きました。

美松さんのおかげで今年も一年健康に過ごすことが出来ました。
ここ3年くらい毎週通い続けていますね。

この業界に入るまで腹腔鏡下手術という、今ではポピュラーなものを
知りさえしませんでした。

KindleやIPADは色々と利用しています。

FFコンサートは感慨深く、女性と男性の比率が6対4くらいで
隣の席の女性は号泣しておりました。

実は会社の先輩に誘われて、マスカッツのコンサートに参戦しました。
これもある意味、面白い経験でしたし、
個々のメンバーがAKBなどとは違う逆走アイドルなのも考えさせられます。



その他、2012年のニュース。

・オペ立ち合い→LADG(宮迫さんの症例と同じ)、ラパコレ。
・山梨旅行。
・転職。→全く未知の業界、商社へ。男性ばかりのこれまでとは違った会社らしい会社。で、大学の同じ先輩と仲良くなりました。ハイエースも楽勝で運転できるようになりました。



このレビューブログもなんだかんだ三年目に突入しています。

そろそろこのテンプレートも飽きてきたので、
別のブログに一新しようかと思っています。


今年は自分としては満足できない一年でした。
もちろん、勉強はたくさんしたし、新しいチャレンジも多々ありました。
しかし、本当に自分がやらないといけない、と思っていることは
すべて後回しになり、日常生活に忙殺されただけでした。
新しい生活で得たものが無駄になることなんてないけれど、
なぜ自分がそこにいるのか時々見失いました。
新しい仕事についた一年目だから仕方ないのかもしれませんが、
言い訳はできないと思っています。
今年は努力が足りていなかったと思います。

これまでの仕事よりも、
経済的には大きく余裕が出来た分、仕事もそれに比例しきつくなりました。
しかし、そんなのは当たり前のことだし、
自分としては自身の成長が見込めなくなったから前の仕事を辞めたわけで、
仕事で生活の地盤をより固める + 自分自身をより確立する、
というのが目標だったのですが、
目標はあまり達成できていません。


自分が日々の生活の中で思っていることや考えていることは、
時々ノートに書き付けるだけで、読み返すことも滅多になく、
忘れていくばかり。
なぜなら、それがストレスを溜めない最適な手段であるから。

その上、今年はろくに誰とも話ができませんでした。
以前は頗る文学的な会社でしたが、今は肉体的な会社なので、
いわゆる話らしい話はほとんどできませんでした。
思っていることや考えていることを話せた記憶はほとんどありません。


寄り道。
最終的に目的地に着くのなら、遠回りしたっていい。
寄り道しないと辿り着けないところこそが、私の道だと確信しています。
ただ、寄り道も少々疲れるな、というのが印象ですし、
私自身、そうは見えないけれど常に最善の選択を採っているのだと思っています。


今年も皆様には本当にお世話になりました。
ありがとうございます。
どうか来年以降もよろしくお願い致します。


なお、2012年の総まとめレビューを行います。
①今年読んだ本で一番面白かったもの。
②今年見た映画で一番面白かったもの。
③今年見たアニメで一番面白かったもの。
④今年もっともよく聴いた音楽。
⑤今年の私にとってのニュース。
⑥今年私にとってよかったこと。

など、です。


それでは、よろしくお願い致します。






諫山創さんによる『進撃の巨人』
現在9巻まで進んでいますが、Kindleストアではまだ7巻。

前々からこの漫画の存在は知っていました。
漠然と気になるタイトルだと思っていましたが、
なかなか読むところまで行きませんでした。

でも、Kindleがまもなく発売されることもあり、
iPadアプリのKindleも一応落としたので、
試しに何か買おうと思って買ったのが『進撃の巨人』


一読してすぐ思いました。
これは野心作だ。
こんな作品は久しぶりに読んだな、と。

何よりアイデアが秀逸。
世界観が素晴らしい。
そして主人公の、壁の外にでようとする動機が
シンプルかつ情熱的で、滾っている感じなんですね。


かなりグロい描写も多数あります。
私個人的には『寄生獣』を思い出しました。

そしてなによりも絶望的な物語。
救いはなく、何度も強いられる犠牲。
度重なる不幸。
怒りと苦しみ。

凄い作品です。


私は『バクマン。』とか見てて思うのですが、
あんな経験の少ない子供だましのコンビで作った、子供だまし漫画が
そもそも面白いわけないし、
『PCP』とか誰が読みたいのかさっぱりわからない。

いわゆる邪道漫画とはまさしく『進撃の巨人』のような漫画、
あるいは『GANTZ』とかそういのではないでしょうか。
あえてジャンプで戦う必要なんてなくて、
『MONSTER』だって立派な邪道バトルの王道漫画だと思います。

近年、ろくな作品がないなか、
『進撃の巨人』は久しぶりに一から作家が作り上げた、
なんらかの強い意志を感じる野心作だな、と痛感しました。

最近よく思うこと。
バラバラだけど。


人は年々、自ら難しいことをしようとしなくなる、ということ。
ここで言う「年々」とは、歳を重ねる、という意味だけではない。


難しそうだ、と分かっていることにあえて飛び込んでいく人、
あえて苦労しようとする人は非常に少ない、とよく思う。
仮に周りに、誰かがしんどい状況にあったとしても、
あえてそれをいくらか背負おうとはしないだろう。

過去に自分が辛い状況にあって、
今自分はその状況にないとして、
周りに過去の自分に似たような状況があったとしても、
きっとその人は今現在きつい人をスルーする。
なぜなら、自分はかつて散々しんどい思いをしたのだから、
今はあえて自分から飛び込んでする必要がないと思っているのだ。

一度、人は安定した環境、居心地の良い環境を見いだしたら、
そこからあえて出ようとする人は実に少ない。


この世の中は確実に、勢いよく衰退しているとつくづく思う。
現状維持を狙った瞬間から衰えは兆す。
いかなる会社もそうであるように、常に成長し続けようとしない限り、
様々な意味での「老い」が始まっている。


****

ある人が言っていたのですが、
日本はもっと人口が減ったほうがいい、と。
毎朝の地獄的なラッシュに潰されていると、
心の底からそう思う。


**********

常に進歩しようと努力を続けること。
まともな政治家が一人もいないので、
自分自身でなんとかしないといけない。

非人称的な大きさの国の話とか、まるでどうでもいい。

至るところで人は死に生まれている。

OPE立ちしてそれが肌でよく分かった。
電気メスで人の肉が焦げる臭いは、
焼き肉屋の臭いとかわらないし、
取り出された生の胃は、赤黒い物体。
癌は生き生きとしている。
遺体から液が漏れないように、詰め込む綿。


こんな掃き溜めで、ただ忸怩たる想いを育てながら、
怒りと苛立ちのエネルギーを養うだけ。

そんな私の眼差しは、
きっと日に日にギラギラしてくるだろう。




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プロフィール
HN:
海馬浬弧
性別:
女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
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