あらゆる事柄に関するレビューログ。
#kaibaricot
これは野心溢れる傑作です。
久しぶりに、これほど高い水準の、
今まさに活躍している方の作品に出会った気がします。
あるところで見つました。
アンテナはりまくっててよかった。
西アフリカはマリ出身でコラという独特の弦楽器奏者のバラケ。
フランスを代表するチェリストのヴァンサン。
二人が生み出す、至高の室内楽。
スピリチュアルで且つ洗練されている曲ばかり。
クラシックにジャズにアフリカ音楽、
すべてがとても心地よく混ざり合っているけれども、
極限までシンプルなのです。
以前、このレビュー・ログで、
ジャズピアニスト、ダラー・ブランド『アフリカン・ピアノ』を
とりあげました。
あのソロ・ピアノのアフリカとジャズの融合も最高級ですが、
こちらはより知的ですね。
マリという国はもちろんフランコフォン。
コラという弦楽器は、切ない音を出す。
「日々の雑音に疲弊した我々の耳を救う」とはよく言ったものです。
そういう意味では、
クープランとかの中世クラヴサン(ハープシーコートないしはチェンバロ)
の曲の雰囲気に似ている。
弦楽器のエロスはここに極まる。
これを聞きながらだと、創作意欲が高まってくること間違い無し。
ぜひ。
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海馬浬弧
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女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
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