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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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少し前の記事で恐縮です。


東日本大震災を発端に、
それまで「潜在的」であった様々な問題が露わになりました。
私的なレベルでも社会的なレベルでも。


内需の冷え込み、円高→空洞化、そしてデフレ。
電力不安。少子高齢化。
働き手はどんどん減少している。
それでも日本はアメリカの失業率の半分くらい。

ここまでの円高、それも持続的だろうという見通しとなると、
輸出が主体のグローバル企業は、
当然のごとく海外市場への進出を加速させ、空洞化が進む。
そうすると国内の雇用も落ち込む。

グローバルな舞台で活躍出来る潜在能力を持った、
優秀な人材の確保は当然引き合いになります。


最近では、本当にあっちこっちの企業が、
どんどん、今まで以上に海外進出をしているのをひしひしと感じています。
政治の領域では、いまいち危機感を感じていない、無責任な、
何をやっているのか不明なバカがどうしても目立ちます。

会社という組織の中にも必ず淀んでいる部分があるものですが、
とある上場企業の、
グローバルマーケティング・チームの方々の有能さは、
さすがと思わされました。
もちろん外から見ただけに過ぎず、内情や人間関係まではわかりません。


私は、日本の企業は社内の「公用語」を英語になんてしなくていいと思います。
第一に、日本語のレベルが低い方が外国語をやるのは本末転倒で、
意味がないという、私個人の考えからです。

しかしながら、英語はできるにこしたことがない。
なので、私の考えは、日本の企業であれば公用語は当然日本語。
だけれども、海外の方とのやり取りは、
やはり英語などの外国語で行わないといけないので学ぶ必要がある、
という感じです。


さて、日経新聞のこの記事を読むと、
本当にやってる奴はやってるなあと思う。

つまり、勉強している奴らはガツガツやってて、
いまは小さなメーカーなども、円高が激しすぎるので、
アジアへの進出を虎視眈々と狙っている。

例えば平日の夜、図書館などへ行けばわかりますが、
仕事帰りのサラリーマン、OLが資格目指し、自習している。
しかも、そういう人で席が一杯になっている。
みんな残業三昧でストレス三昧なのに、やっている。
やっている奴はやっている、常に。
そうでない奴は、下ばかりみているだけだ。
自分の下を見て言い訳にする。
携帯ゲーム機に時間を食われているだけなのです。


夜の図書館の光景は、
コリン・ウィルソンが仕事後に大英図書館に通い詰めていた、
というエピソードを思い起こさせました。

今後、4,5年で外国語でビジネスをこなす求人は数倍にふくらむ、
というリクルートの試算。
そもそもはじめから、有能な外国人を雇用する会社も大幅に増加している。

先日、帝国データバンクの最新TDB業界動向でも、
「快晴」は少なく、とりわけ出版、出版取次業界の「雷雨」は、
個人的には痛感しています。

私はよく言っていますが、
こういったことは、決して企業とかのレベルの話ではない。
もっと、私的な領域にも食い込んだ話題なのです。


私も日本に飽きてきた。
その一環として、今回の転職があります。
嫌だ嫌だと言いながら同じ状態なのは、
つまりは現状の甘受を意味しているだけなので。
それでは何の進化もない。
大切な友も、別の方向へ進化を遂げました。

若者が急激に少なくなる世界なんて、全く魅力を感じない。
しかも少ない若者達もあまり覇気がないときている。

自己満足でなく自己批判。
人が頑張っているのを見聞きすると、
自分なんてまだまだといつも思います。


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海馬浬弧
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自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
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