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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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今更、英語でしゃべらナイトについて話すなんて、
少しこっ恥ずかしいですが、毎週見ているのです。
とても勉強になります。

大体、毎回、日本で名の知れた大企業の方達のグローバル戦略の一端を、
「英語」という言語ツールを通し、
その奮闘記を見られるので、
様々な意味で勉強させてもらっています。

ちなみに私は転職するのですが、
新しい仕事で、今度は大いに英語が関係してくるので。


少し仕事関連の話しを交えて考えます。


米国債務上限引き上げ問題を発端とした、
格付け会社による国債の格下げ、ギリシャのデフォルト。
そして、その問題はいまやフランスにまで飛び火。
結果、円高は日銀介入でも収まらず、ユーロも依然として高い。
それでも、市場では円について割安感が根強く、
今後も高くなっていくと私は思っています。
(日経新聞の「円ダービー」というコーナーにも参戦中)

日経新聞で最近ずっと、海外拠点への業務シフト、
内需減少、について様々な角度から記事を出しております。

ぜひ、注意して欲しいのは、
これは、ビジネスだけの問題ではないということ。
あらゆる形で私たちの日常生活にも、これから影響を及ぼすに違いなく、
常に、10年先のことも考えて行動しなければ、
ビジネスに限らず、絶対に生き残れない。
日本の国債だって、デフォルトとみなされる日がくるかもしれない。

私はアートなどの領域でも色んな人と話していて感じるのですが、
日本だとマーケットが小さくなる一方だし、
認められるということに、
それほど意味と価値を見いだせない。
内輪だけの、ホットな話題みたいなレベルで満足しているようでは、
このご時世、だれでも簡単に、「〜家」みたいのを名乗れるし、
発表できる場は、それこそ金さえ払えばいくらでもある。
金を払わなくてもいくらでもある。
正直、それでご飯を食べられなければ、税金を払えなければ、
意味がないし、力がないと思う。


世界の現状を把握しつつ、
自分の個性と特異性と普遍性を押しだすこと。
なおかつ、書家の實さんがじっくりお話下さったように、
論理的な自作の説明と、プレゼンが絶対に必要なのです。
伝えられないと、つまり言葉しないといけない。
自己満足から他者へ共振を送る作業を、作品と共に提示すること。


プレゼン、すなわち営業ツールの重要な実技です。
最も緊張するものです。
この番組では、アメリカの著名人達のプレゼン、
いわばプレゼンの達人たちの芸当・技巧をわかりやすく紹介。
こういうプレゼンはとうぜん、一朝一夕で身につくものではない。
ジョブスのプレゼンとか、よく形容詞多用とか言われていますが、
この番組でまとめてみると、確かにその通りでした。
しかもうまい。
この番組では取り上げられてませんが、
サルコジ(嫌いだけど)とかの弁論もすごいものがある。
わかりやすく、適確な論理の構築です。

プレゼンは緊張するし、資料作成の準備も大変。
しかし、自分が嫌だとか、居心地悪いなあ、と思っているところにこそ、
つまりは新しさがあるわけだから、失敗を繰り返すことで貪欲に学び、
盗み、聞く。

居心地の悪さとは常に一つの力です。
レベルの低い話をすれば、居心地のいい家庭で育った人が、
なかなか実家を地元を出られないように、
うまくいっているということは、何かを捨てることになる。
一般的に、
ご両親との絆が深ければ深いほど、恋人との結びつきが浅くなるように。
vice versaですよね。
(私は一般論を言っているだけで、全部にあてはまるとは思っていません)

何を求め、何を選択するか、していくか、それを選び、
犠牲にしなければいけない。
ところで、その取捨選択の構造について、
伊藤計劃さんの『ハーモニー』で面白い考え方を披瀝されています。


プレゼンの極意は、
パトス、ロゴス、エートス。
何事にも、重要な三つですよね。

どんどん売り込んでいくしかない。
そのためのツールは多ければ多いほどよく、
さらにどこへ重点を置くか、ストラテジーをたてないといけない。


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海馬浬弧
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自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
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私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
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