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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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2008-2009アニメ。
原作は支倉凍砂さん、アスキーから出ている電撃文庫。

(最近、アニメが多いのはたぶん疲れているから)

電撃文庫と言えば、ラノベ界の雄。
『とある……』シリーズは累計1000万部を売っているという、
バカ売れ本。凄い。相当な印税。
正直、アニメを見て、全然面白くなかったけれど。


さて、『狼と香辛料』はハイ・ファンタジー。
しかも良くできている。
ラノベ原作アニメは、ストーリーがそこそこしっかりしているものが多い。
その上、この作品のテーマは「商売」「経済」であり、
こういうテーマを扱ったアニメを初めて見た気がする。
物々交換の歴史、商売、経済の成り立ちを、
主人公の商人ロレンスを通して見せてくれる。
この着想はなかなか面白いと思う。

アニメの主人公は、普通、強くて、かっこよくて、
刀や剣を使ったり、特殊な能力を持っている。
しかし、ロレンスはかっこいいのはまあ及第点としても、
他はすべてない。
頭はまあまあ切れるけれど、お人好し。
主人公のキャラ設定としても興味深い例です。

そこにとある旅の途中で出会う、狼の神ホロ。
彼女と旅を続け、それぞれ特色のある町で、様々な商売と、
商売上の修羅場をくぐり抜ける、というストーリー。

はじめは、ホロの口調に辟易としたけれど、
慣れることが出来、話の独創性を堪能できました。

これは非常に良質なアニメです。
派手ではないかもしれないけれど、
一つの芯を持った世界観を提示している。

ホロとロレンスのキャラ設定もしっかりとし、且つ一貫している。

欲を言えば、彼ら以外に重要なキャラクターが欲しかった。
各町において出てくるのだけど、そうではなくて、
物語を通じて、彼らにとって重要なキャラがいれば、
もっと話を展開出来たと思う。

その好例は、トライガンで言うところの、
ニコラス・D・ウルフウッドです。

一番の相棒が死ぬ、というシーンは物語りのハイライトです。
『トライガン』ウルフウッドの死
『北斗の拳』ではレイの死。
『ガングレイブ』でハリーの死。
『母を訪ねて三千里』でロバが死ぬところ。
『ペリーヌ物語』でのお母さんの死。
どこもすごいシーンで涙なしには語れない。


この回の演出、今見てもたまらない〜。
勉強になります。
もし続きをご覧になりたければyoutubeで「トライガン23」といれて見て下さい。
本当ははじめから見るべきだけど。
また泣いてしまった。

閑話休題。

そういう意味で、
ホロとロレンス以外に、もう一人誰かいれば、と思うのです。

でも、『狼と香辛料』は、
可能性を感じさせてくれる、いい物語りでした。

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海馬浬弧
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自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
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