あらゆる事柄に関するレビューログ。
#kaibaricot
『夜の大捜査線』で有名なノーマン・ジュイソン監督、1965年の映画。
主演はスティーブ・マックイーン、アン・マーグレッド、
チューズデイ・ウェルド。
音楽は巨匠、ラロ・シフリン、主題歌はレイ・チャールズ。
近頃は、マックイーン特集です。
舞台はニューオーリンズ。
スタッド・ポーカーの名手、通称シンシナティ・キッドが、
ついに、30年も名人の地位に君臨する、The manことハワードと対戦する。
息詰まる、攻防戦に、参加者は一人、また一人と減っていき、
ついに、シンシナティ・キッド対ハワードのサシの果てしない勝負が開始される。
後半はほとんど、このポーカー対決。
しかしながら、ところどころ、賭博師としての、
「結婚」という身分規定にどうしても入ることが出来ない男と女の苦悩や、
様々な思惑が交錯し、徐々にキッドは隙を生み、勝負勘が鈍り始める——
この映画を見てつくづく思うのは、
マックイーンとニューマンはよく似た俳優であるということ。
ニューマンも似たような映画に、傑作『ハスラー』があり、
ミネソタ・ファッツとのビリヤードの死闘は素晴らしかった。
それに対し、マックイーンはポーカー。
どちらも、堂々たる男の勝負です。
かっこいいんです。
そして、ラストにかかる、
レイのソウルフルな歌「シンシナティ・キッド」がまた渋い。
グッとくる。
シンプルだけどいい映画。
アン・マーグレットも非常に魅惑的で、匂い立つセクシーさ。
佳作です。
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海馬浬弧
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女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
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