忍者ブログ
あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


1949年。カンヌ映画祭グランプリ。


昭和までは、洋画ベスト100、というアンケートをとると、
必ず1位にくる映画でした。
もしも今、同じアンケートをとると、全然違う結果になるんでしょうね。

この映画も、もう3度くらいは見たかもしれません。
見ていて、やはりそれなりに面白いと思います。

今見ると、ある意味、典型的なフィルム・ノワール。
まるでフィルム・ノワールの教科書的映画と言ってもいい。
脚本はグレアム・グリーン。
主演はジョゼフ・コットンにアリダ・ヴァリ。
そしてオーソン・ウェルズの怪演が光る。
かててくわえて、アントン・カラスのかの有名なツィターの曲が、
戦後間もないウィーンを舞台とするこの映画にベストマッチ。
音楽の力も捨てておけない。

それにしても、『地下水道』の後に見たせいか、
この映画でもラストのウィーンの地下水道が目につきます。
ウィーンの地下水道は、ワルシャワのそれに比べて、
なんと清潔に見えることか。

思うに、レジスタンスなどの、抵抗活動、地下活動みたいなのが、
この時代は盛んだったから、本当の意味での、アンダーグラウンドが、
頻繁に描かれるんでしょうね。

戦後間もないウィーン。
四分割統治にある状況で、それぞれ戦争の影を背負った人物たちが織りなす、
サスペンス。
第三の男は果たして誰なのか。
肩パットが際立っている、アリダ・ヴァリは美しい。

今の時代、本当の意味でのアンダーグラウンドなんてありえない、
とつくづく思いました。

やはりいい映画だと思います。

PR
コメントを書く
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
 HOME | 80  79  78  77  76  75  74  73  72  71  70 
Admin / Write
カレンダー
04 2017/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[06/03 マスターの知人]
[03/08 桐一葉]
[12/03 あみぴろ]
[11/16 あみぴろ]
[10/19 あみぴろ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
海馬浬弧
性別:
女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]