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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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日本映画として初めてパルムドールを受賞した作品。
第七回カンヌ映画祭、パルムドール受賞作。
その色彩美が絶賛されたという。
アカデミー賞でも、
本作を手がけた和田三造氏が衣装デザイン賞を受賞。

驚くべきはその時のカンヌの審査員たち。
ジャン・コクトー
ルイス・ブニュエル
アンドレ・バザン(映画理論の大家)
などを含む。

主役は京マチ子と長谷川一夫。
ストーリーは平安時代の横恋慕。
原作は菊池寛『袈裟の良人』

ただ、正直言って、そんなに面白い話ではない。
そして、黒澤映画でもたまにあることだけど、
何を言っているのかわからないシーンが多すぎるのだ。
もちろん大体の話は理解できる。
しかし、変な節回しと音量のせいで、
台詞をちゃんと聞き取れないし、
とても聞き取りづらい。

この映画は今からするとそんなに面白い話ではない。
確かに衣装には工夫を凝らしているが、
それ以外で見るべきものはあまりない。

京マチ子は美しいが、
彼女演じる袈裟の心が全く理解出来ない。
現代人の私からすると、
彼女の出した答えが、
とてもお粗末なものに思えてならない。
もっと他に解決策はあったはずなのに。

衣笠監督といえば、
もっと優れた作品に伝説の純粋映画『狂った一頁』がある。
学生時代に、岩本憲児先生の授業に出て、
先生がフィルムセンターでこの映画を上映すると聞いた時、
どれほど喜んだことか。
脚本には川端康成などが関わる、新感覚派映画である。

『地獄門』より『狂った一頁』をぜひ。




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海馬浬弧
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自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
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