忍者ブログ
あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



スタッフはたった13人。制作費は500万。
それでもこれだけの映画を撮ることができる。

この映画も見るのは三回目くらいです。

舞台は広島県三原市の宿祢島。

瀬戸内海に浮かぶ、とても小さな島を舞台に、
そこで暮らす一家の物語を林光の音楽で紡ぎ出す。
台詞は一切無い。
かけ声とか祭り囃子とか生活音のみ。

この映画を見ると、
映画は台詞を必要としないことがよくわかる。
私も、本来、映画とは台詞を必要としないもの、
と考えています。
佳き映画であればあるほど、台詞はいらない、
と考えている。

だから、フランス映画にありがちな台詞劇のようなものや
ウディ・アレンの映画のように小うるさい台詞の連続は、
私はあまり好みではない。

円谷幸吉の遺書が明朝体になった時にこそ
様々な感情がにじみ出てきたように、
映画も台詞をなくしてみると、逆に、
言いしれぬ感情が観るものにも伝わってくるものです。

この島の生活は本当に楽ではない。
このような生活に憧れると軽々しく言ってはいけない。
確かに風光明媚で、島から見る瀬戸内の景色は
とても綺麗です。
しかし、この容赦ない生活と自然は、
考えさせられるものがある。


人間は得てして、今の自分の境遇と、
様々なものを比較してしまう。
私もその例に漏れず、この映画を見ながら
現在の自分が置かれている状況を考えていました。


本当に、人生は簡単じゃない。
その上、刻々と状況は変化する。
私は変化を基本的には良く捉えているが、
この映画内では悲劇的方向に向かう。
もちろん、そのような変化もありうる
そんな中で、我慢強く、
そしてしっかりと大切なものを守り、
生きていくことは
辛く、厳しい道程であり、
世の中の自分以外の多くの人も
複雑な人生を生きていると思うと、

ただただ頭が下がります。

この映画からも以上のことを再確認しました。
PR
コメントを書く
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
 HOME | 234  233  232  231  230  229  228  227  226  225  224 
Admin / Write
カレンダー
04 2017/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[06/03 マスターの知人]
[03/08 桐一葉]
[12/03 あみぴろ]
[11/16 あみぴろ]
[10/19 あみぴろ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
海馬浬弧
性別:
女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]