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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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ついに今日で2010年も最終日。
今年読んだ本、見た映画、アニメ、聞いた音楽のベスト10をします!


今年読んだ本で面白かったもの、ベスト10。

1位:『砂漠の惑星』スタニスワフ・レム
2位:『百億の昼と千億の夜』光瀬龍
3位:『芋虫姫』N・Z・キンスキー
4位:『ストーカー』A&B・ストルガツキー
5位:『木曜の男』(再読)G・K・チェスタトン
6位:『贋久坂葉子伝』富士正晴
7位:『メッセンジャー』N・Z・キンスキー
8位:『風の盆恋歌』高橋治
9位:『バベル17』サミュエル・R・ディレイニー
10位:『宇宙船ビーグル号』A・E・ヴァン・ヴォークト

番外編。
『文字の現在・書の現在』石川九楊
『言語世界地図』町田健
『甦るヴェイユ』吉本隆明
『真夜中のパルス』倉本侑未子
『内部の人間の犯罪』秋山駿

こうしてみるとSFが多い。ベスト10に入っていないものも含めて、
とにかくSFをよく読んでいる年ですね。
とりわけ、レムやストルガツキーは東欧を代表する、20世紀の重大な作家であり、
単にその影響はSFに留まりません。
レムはボルヘスのような作家ですし、ノーベル文学賞に値すると思います。
ストルガツキーの『ストーカー』はタルコフスキーの映画でも知られていますが、
非常に優れたSFです。
光瀬龍氏は日本人離れした、とてつもないSFです。
タイトルも素晴らしいものですが、キリスト、ブッダ、弥勒、
阿修羅王が登場する、非常に壮大なストーリー。
秋山駿氏の『内部の人間の犯罪』はぜひとも読むべき、李珍宇事件などを扱った、
類い希な犯罪論集です。
もちろんチェスタトンも面白い。
来年はさらに、言語・文字・可能性というものについて考えていきます。



今年見た面白かった映画

1位:『夜の終わりに』アンジェイ・ワイダ
2位:『デカローグ』クシシュトフ・キシェロフスキ
3位:『フェイシズ』ジョン・カサヴェテス
4位:『アルジェの戦い』ジロ・ポンテコルヴォ
5位:『アメリカの影』ジョン・カサヴェテス
6位:『デルス・ウザーラ』黒澤明
7位:『昭和残侠伝、死んで貰います』マキノ雅弘
8位:『家族ゲーム』(再見)森田芳光
9位:『地下水道』(再見)アンジェイ・ワイダ
10位:『ゲッタウェイ』(再見)サム・ペキンパー

本でもそうですが、私の中でポーランド当たり年でした。
来年か、さ来年に、絶対ポーランドへ行きたいと思います。
キシェロフスキやワイダは、すごい監督です。
あと、黒澤の『デルス・ウザーラ』はまさかここまで面白いとは、
という感じで、アカデミー外国語映画賞を受賞したのも納得。
しかし、今の私にピッタリかつ見習うべきは、
間違い無く、カサヴェテス。
彼の『フェイシズ』『アメリカの影』には強く感銘を受けました。



今年見た面白かったアニメ

1位:『デュラララ!』電撃文庫
2位:『ヨスガノソラ』Sphere
3位:『私の足ながおじさん』世界名作劇場
4位:『ペリーヌ物語』世界名作劇場
5位:『バクマン』ジャンプ
6位:『新・三銃士』NHKの人形劇
7位:『マクロスF』
8位:『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』電撃文庫
9位:『ヘタリア』
10位:『忘念のザムド』

去年の『母を訪ねて三千里』や『小公女セーラ』には劣るものの、
『私の足ながおじさん』も『ペリーヌ物語』もやはり面白い。
大人になってから見ると考えさせられます。
例えば足ながおじさんが弱冠27歳に過ぎないことなど。
そしてまた、デュラララをはじめとする電撃文庫など、
ラノベ界の活気を感じました。
デュラララは私の地元、池袋を舞台にしていることもあり、大好きです。


今年面白かったアニメーション映画(短編含む)

1位:『夜の鳥』ベルナール・パラシオス
2位:『話の話』ユーリ・ノルシュテイン
3位:『黄金の森の美女』ベルナール・パラシオス
4位:『道成寺』川本喜八郎
5位:『涼宮ハルヒの消失』
6位:『トラブルメーカー』ベルナール・パラシオス
7位:『ドラえもん、のび太と鉄人兵団』
8位:『アリス』ヤン・シュヴァンクマイエル
9位:『詩人の生涯』川本喜八郎
10位:『木を植えた男』フレデリック・バック

パラシオスの『夜の鳥』には強く影響を受けました。
ヨーロッパ、特にフランスのアニメーションは日本と違い、
切り絵アニメーションが主体ですから、独特のシュールさがあり、
内容、音楽、展開、すべてに魅力を感じました。
ノルシュテインのそれも、素晴らしかった。
日本はセルアニメーションが主体で、それに慣れ親しんでいると、
さもそれが主流のような気がしてしまいます。
しかしヨーロッパには、最近駄作だらけのジブリと違い、
傑作を生む、知られざるアニメーション作家がたくさんいます。
トルンカに学んだ、川本さんの魂の入った人形劇も秀逸。
『ハルヒ』は、タイムパラドックスを利用した、SFもので、
それまでの内容をしっかり把握していないと楽しめませんので、
これを見る前に、すべてアニメを見ておきましょう。



今年聴いた素晴らしい音楽(CDアルバム)

1位:『Köln concert』キース・ジャレット
2位:『Forever begin』山中千尋
3位:『ソロ・コンサート』キース・ジャレット
4位:『Tabula Rasa』アルヴォ・ペルト
5位:『8つの演奏会用エチュード』ニコライ・カプースチン
6位:『キャラバン・サライ』サンタナ
7位:『アギーレ』ポポル・ヴー
8位:『L'Autre』ミレーヌ・ファルメール
9位:『モンポウ・沈黙の音楽』高橋悠治
10位:『天使のミロンガ』ギドン・クレーメル

こうしてみると、ジャズ多いですね。
確かにジャズばっかり聴いているからです。
あとはクラシック。
山中千尋さんはさすがにバークリーを主席で出ているだけあり、
とてもドラマチックな展開を見せる演奏を聴かせてくれます。
サンタナの『キャラバン・サライ』は、インプロビゼーションロックの頂点。
ポポル・ヴーはドイツのバンドで、本作はヴェルナー・ヘルツォーク監督による、
72年の映画『アギーレ・神の怒り』のサントラです。
映画もさることながら、音楽がまた最高。
カプースチンはヴィルトオジテに脱帽でした。

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プロフィール
HN:
海馬浬弧
性別:
女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
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