忍者ブログ
あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


美しい隣人。火曜10時、放映中。

このドラマを不快と思われる方はかなりいるに違いない。
実際、かなりいるらしい。
でも私は面白いと思う。

仲間さんの演技はとても下手。
壇さんは相当ぶりっこ。
それでもいい。

このドラマは、まずお子さんをお持ちの方が見たら不快に思うに違いない。
幸せな家庭の子供を奪おうとする、マイヤー沙紀(仲間さん)
母親の絵里子(壇さん)は、しつけのために多少厳しくするのが当然ですが、
それをいいことに、マイヤーはわざと、子供の言う通りにしてあげる。

幼い子供には、どちらが自分のためを思っているのか、
それがわからない。
いや、むしろ、自分にとって都合のいいことをしてくれる人を好きになる。
かわいそうに。
自分にとって都合のいいことばかりをしてくれる人が、
自分のことを思ってやってくれているとは限らないのに。

それだけではない。

マイヤー沙紀は絵里子の夫を色仕掛けで落とす。
幸せな家庭を、逆恨みでむちゃくちゃにする。

しかし、この逆恨み、
これぞほんとの逆恨みで侮れない。

なぜなら、マイヤー沙紀の子供と絵里子の子供は、
同じ日に別々のところで、大変な目にあい、
マイヤー沙紀の子は死に、絵里子の子は助かる。
これがマイヤー沙紀の動機です。

幸せとは、まさしくこういうものです。
誰かが幸せになるということは、誰かが不幸になるということです。

次元の低い話をすれば、
Hさんという女性にBさんが告白して付き合いだしたら、
Hさんを好きだった、CさんやAさんは不幸になる。
人間がお肉をたべられるのは、牛や鳥の死による。
入試の場合、誰かが落ちるおかげで誰かが受かる。
誰かが助かったと思えば、誰かが死んでいく、毎日。


幸福とは、多くの犠牲によって成り立つからこそ、
とてもかけがえのないものなのです。

マイヤー沙紀は、幸福であることがすでに罪だという観点から、
幸福に冷や水を浴びせかける。

それを不快と思われるのは、ある意味当然の反応です。


不幸。

私は、この観点を忘れないでいようと思います。



PR
コメントを書く
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
 HOME | 122  121  118  117  116  115  114  113  112  111  110 
Admin / Write
カレンダー
08 2017/09 10
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[06/03 マスターの知人]
[03/08 桐一葉]
[12/03 あみぴろ]
[11/16 あみぴろ]
[10/19 あみぴろ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
海馬浬弧
性別:
女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]