あらゆる事柄に関するレビューログ。
#kaibaricot
『竜二』ただ1作で、伝説になった男、金子正次。
映画公開からわずか1週間で急逝されました。
「主役」に尋常じゃない執念を持つ金子正次。
本当にね、いつ見ても、この映画は泣きそうになる。
本当の渾身の一作です。
一般的に言われているように、ヤクザ映画としては、
暴力シーン、戦いシーンを伴わない、ヤクザ映画を変えた映画と言われています。
確かにそういう面も評価すべきですが、『竜二』は非常に内面的な映画なんですね。
知的な映画と言ってもいい。
竜二のキャラクターに体現されているのは、
非常に複雑な、しかも単純な、人間像です。
それがもの凄く魅力的なんですね。
また、ショーケンの曲がベストマッチしてるんだ。
『竜二』を見られたら、ぜひ『竜二FOREVER』にて、
『竜二』が作成されたいきさつも見てみて下さい。
もっと『竜二』については言いたいことがあるんですが、
残念ながら、今回はこの映画に関するレビューではなく、
NHKでやっていた、男前列伝、金子正次についてです。
はっきり言って金子正次を中村獅童が語るって全然違うでしょう。
全く、ふざけてますね。
全然、金子正次の語られなかった一面みたいなのは出てこないし、
映画以外の肉声も聞けるわけでもない。
金子正次のファンとしては、がっかりこの上なしです。
中村獅童とかどうでもいいんです。小物過ぎる。
金子正次と違いすぎる。
出が違う。
何がピンポンだ、ふざけんな、って感じです正直。
ピンポンという漫画自体は嫌いではないですけどね。
金子正次さんの執念は尋常じゃない。
せめて、『竜二FOREVER』をやった、
高橋克典に語って欲しかったな〜と思いました。
PR
コメントを書く
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
海馬浬弧
性別:
女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
ブログ内検索
最古記事
(07/10)
(07/11)
(07/12)
(07/13)
(07/14)
P R
カウンター
アクセス解析