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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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偽物語。西尾維新さんのラノベ原作。
一話で挫折。

『化物語』、『恋物語』、いずれも非常に人気が高く、
かなりの部数売れている。

しかし、私的には全く面白くない。
言わせてもらえれば、かなり鬱陶しい感じのキャラばかり。
台詞が多すぎる。
はっきりいって小品。つまらない。



Another.
綾辻さん原作。
期待度はナンバーワンでした。

しかし、三話まで見て、これといった動きなし。
全然ホラーミステリーじゃない。
子供騙しレベル。
もう少し面白いと思っていたのですが、、、
奥様の小野不由美先生の方がよっぽど面白い話を書く。

欠点をあげれば、雰囲気重視すぎて、余分な件が多い。
人形の件とか実は手抜き、静止画が多い。
大人からするとそんなにワクワクしない。
でも今期のアニメでは中くらいの出来でしょう。


アマガミSSPLUS

アマガミSSで終わりかと思いきや、再び。
各キャラ二話ずつ。
特筆すべき点はあまりないけど、声優は非常に豪華なキャスト。



戦姫絶唱シンフォギア。

一話で挫折。
水樹奈々の歌を前面に押し出した物語。
マクロスFをパクって戦隊ものとごちゃ混ぜにしたかんじ。


輪廻のラグランジェ。
挫折。
ロボットものはどうも苦手。



あの夏で待ってる。

今期のアニメではこれが中の上。
どうもヒロインの声優さんである戸松遙さんの声は苦手なのですが。
でも、これかな。




以上です。
いまも、『未来日記』、『銀翼のファム』、『バクマン』
は継続中。全26話?なので。
結局この三作品が今回始まったアニメよりも面白い。

関係ないけど、未来日記の次回予告タイトルは、
全く予告になっていないと思う。



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真下耕一監督の通称「真下三部作」の一つ。
去年のベスト10でも、取り上げましたが、
「銃と少女」をテーマにしたガンアクション。

舞台はパリ。
コルシカ出身で殺し屋のミレーユ・ブーケと
過去を無くした正体不明の女子高生、夕叢霧香が
あることをきっかけにコンビを組み、
コードネーム「NOIR」として、
殺しの仕事を請け負うようになる。

独特の世界観と静けさが好印象。

ストーリーにはいささか無理がある。
けれども、基本的に一話完結型のこの物語は
とても雰囲気が素晴らしい。
内容は殺し屋が主役なだけに、悲劇的な話が多い。

音楽の仕事もとてもいい。
これまで見たアニメの5本の指には入るだろう。


それにしても、私はこう、なんで
昭和残侠伝とかNOIRとか、
こういう蛇の道は蛇みたいな話が好きなのだろうか。

とふと思った。












今クールで、最も異色作。
「このライトノベルがすごい!」2012年版で3位。
2011年版では5位、2010年版では8位。
スーパーダッシュ文庫なので集英社系。


物語のテーマは、半額弁当を争う闘いの話。
というかなりふざけた内容。
ラノベ原作を読んでいないので、
一体この世界観をラノベでどう表現しているだろうか。

アニメだと、スピード感とか、声優さんの力量で
とてもとっつきやすくなっている。
とりわけ、主人公佐藤洋を、
最近上り調子である下野紘さんが演じており、怪演。

ヒロインである槍水仙を伊藤茉莉也さん。
これまでにない低い声の落ち着いたキャラで新境地。


この物語の魅力は一体なんなのか。

まず、頗る日本的な物語りと言えるだろう。
スーパーで夜9時頃になると、弁当が半額になる。
その半額シールを貼り終えたところで、
腹を空かせた人々、通称「狼」達が、半額弁当を奪いあう。
我々はあの半額シールを、アプリオリに知っているが、
これはアメリカ人やヨーロッパ人には
なんのことやらわかるまい。
友達のコロンビア人に意見を聞いてみようと思う。

また、半額弁当の中にも種類があり、
そのスーパーがイチオシする半額弁当には
月桂冠のシールが貼られるのだ。
もちろん、
月桂冠半額シールの貼られた弁当を取った者こそ、
そのフィールド上での絶対の勝者である。


次に、強い者には「二つ名」がつくという設定。
ヒロインである槍水仙は、
ジュースと間違って「氷結」を買おうとしたことから
「氷結の魔女」
主人公には「変態」
主人公の従姉妹には「湖の麗人」


この物凄くスケールの小さいふざけた設定が、
馬鹿馬鹿しくて笑えるし、
スピード感が思ったより心地いい。


昨日、「家政婦のミタ」が40%超えを果たしたように、
いまのような世の中でも、面白いものは面白いと、
必ず認められるのである。
ライトノベル界は、正直言って、頭打ち観が否めない昨今だけれど、
こういう意表をついたテーマをもった、
真面目な悪ふざけも悪くないと思った。


今クールのアニメでは、三本の指に入る。




おそらく、
この絵をパチンコ屋などの前で
ご覧になったことのある方もいらっしゃるはず。
いま結構フィーチャーされているので。
中でやったことのないのですが、どんなのでしょうね?
地獄少女のパチンコは。


第一期は2005年に放映され、とてもダークな内容に関わらず好評を博す。
その結果、第三期まで続きました。
つまり、とても評判のいいアニメなのです。

しかし、内容はかなり暗い。そして結構えぐい。
にもかかわらず、深夜枠のアニメで高い評価を得、
講談社の「なかよし」上でも連載。
およそ「なかよし」には似つかわしくない、
ダークなストーリーとキャラなのに、異彩を放ちつつ人気を獲得。
これは、
世の少女達が実はダークエロスを秘めているからでしょう。
タナトス的志向ですね。

内容はというと、「必殺仕事人」みたく、
法で裁けぬ怨み・憎しみを、
地獄少女に代わりに裁いてもらう、という主題。
勧善懲悪というより、蛇の道は蛇といった感じ。

地獄の申し子、地獄少女「閻魔あい」が、
依頼人である人間の恨みを晴らす。
ただし、「人を呪わば穴二つ」という台詞の通り、
人を呪った自分自身も死後の地獄行きが確定する。
まるでゲーテのファウスト的な主題。

地獄少女に依頼するためには、
深夜零時ちょうどにアクセスできる
「地獄通信」というサイトへ行き、
そして、そこで地獄へ流したい人物の名を記入し、
「送信」ボタンをクリックすると、
地獄少女がやってきて、首に紅い糸がまかれた藁人形を渡す。
この紅い糸をほどけば、地獄少女との契約は成立し、
呪われた人物は速やかに地獄へと流されるが、
呪った人物も黒い紋章が身体に入り、死後の地獄行きが確定する。
といった具合です。

話の中盤より、溢れそうな苦しみ憎しみの結果、
地獄少女と契約を結びそうな人々を、
なんとか助けようと、あるライターが奔走する。
が、結局、人々の恨み・憎しみ・苦しみが勝り、
地獄少女への依頼は絶えることがない。


人の憎しみとか醜さを全面に押し出したアニメであるため、
企画段階から実際に作品化されるまでに
それなりに時間のかかった作品であるらしい。
そのような障害は本作を見ると容易に想像できる。
道徳的にはかなり危うい作品であることに間違い無い。
むしろ、よくこんな話が「なかよし」なんかで連載されたなあ、
と驚く。
ひとえに、「なかよし」の編集者の有能さを痛感するばかり。

なぜ、この物語りが受け入れられたのか、
その土壌を考えないといけないと思います。

そしてアニメ版では、能登麻美子さんが地獄少女役を怪演。
『モンスター』のニナ役
『ペルソナ』のアヤネ役など、
無機質で透き通った声が非常に良い能登さん。

決め台詞の「いっぺん死んでみる?」はいつ聞いても
グッときます。







気になった方は、「アニ速」でぜひ見てみて下さい!


今期のアニメでは最も面白い。
原作は『月刊少年エース』連載。
つまり、ラノベではなく、漫画であるということです。

今期はラノベ系では、いわゆる「はがない」こと、
『僕は友達が少ない』(MF文庫)
そして『ベン・トー』(スーパーダッシュ文庫)
のアニメが放映。
2011年版、このライトノベルがすごい!のベストテン中、
『僕は友達が少ない』は2位
『ベン・トー』は5位
という上位ラノベ作品です。

しかし、見てみると、どちらも小物。
パッとしないんですね。
なんか、すでに見たことのある話やアニメの二番煎じ、
三番煎じ観が否めない。
キャラクターにも全く新しいものを感じない。

そこで、「アニ速」サイト上では何が人気なのか確認してみたら、
「はがない」1位
「WORKING!!」2位
「Fate/Zero」3位
「真剣で私に恋しなさい!!」4位
でした。

「!!」がつく、ビックリマーク系のアニメが2作品ランクイン。
そして「Fate/Zero」も入っている。
「Fate/Zero」は私は1話で挫折したアニメです。
「真剣で…」は豪華声優陣を擁する、ちょっとそっち系のアニメです。


さて、そんな中、今回の標題である「未来日記」は、
「アニ速」では6位。

このアニメは、いくつか残念な点があるものの、
とても面白い部分もいくつかある。
私が特に面白いと思うのは、
ヒロインのキャラクター設定です。

我妻由乃のキャラ設定がとても新しい。
こんなにブラックなヒロインは、
『ひぐらしの鳴く頃に』以来ですね。
竜宮レナとかと近いものがある。
かなり怖いヒロインですが、そこが面白い。

正直、他の今期のアニメに出てくるキャラは、
どれもこれも三番煎じくらいのものが多い。
『ベン・トー』の通称「氷結の魔女」は長門だし。
「はがない」のヒロイン二人は、なんか見飽きたキャラで。
それに対し由乃はかなり狂っていて、
そこが面白怖くていい。

あとは、各人の持つ「未来日記」の特性が、
なかなか面白いのですが、
他方、その未来日記所有者たちの外見の設定が、
少し子供じみ過ぎているのが残念です。
もっと現実的な設定が私としては良かったです。

でも、今期のアニメでは、最も面白いです。
今後の展開も楽しみです。

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海馬浬弧
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女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
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私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
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