あらゆる事柄に関するレビューログ。
#kaibaricot
PS2で話題になったゲームのアニメ化。
今回はちょっとガラッとテーマを変えます。
ヲタクなアニメを扱います。
ヲタクネタにも自信ありです。
ゲーム→アニメ化。
最近は、こういう流れも多いですね。
たとえば、神ゲーと名高い、CLANNADもそうです。
ゲームからアニメ化。
泣きゲーと名高いAIRも同じく。
ライトノベル業界、アニメ業界、ゲーム業界は三位一体になりつつあるんですね。
角川、スクエニ、アスキーなど。
こういった企業の動向を探るのは面白いですよ。
声優さんの仕事は、したがって、ゲームにもかなりあるわけです。
AIRには、久川綾さんを擁していたりする。
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの小野大輔さんもいるし。
久川さんの声はいいです。
そして、今回の『アマガミSS』は、エース声優に伊藤静姉さん。
もともとがゲームのため、
恋愛ゲームの規則に則って、ストーリー展開はループ方式。
つまり、主人公の男の子は1人、その周りに6人の女の子。
男の子にライバルなどはいない。
1人の男の子が、まず6人のうちの誰か、仮にAさんと恋に落ちる。
そして、そのAさんとの恋愛話が4話ある。
4話目がいわゆるクリアーの話でうまくいく。
そして5話目からまたはじめにもどって、今度はBさんと恋に落ちるというわけ。
それが6人分あるわけだから、1人あたり計4話X6人=全24話と思われます。
現在、第9話目で、3人目の女の子との話へ突入。
女の子が変わるたびにエンディング曲もかわります。
さて、わたしは思ったのだけど、
第1話〜4話までを学校中の憧れである、主人公の先輩、
森島悠をもってきてしまったのは失敗ではなかったでしょうか?
伊藤静さん演じる森島悠は、ロケットスタートした感が強い。
森島悠のエンディング曲も一番完成度が高かったし。
その後、二人目の女の子、三人目の女の子と来るに従い、
明らかに勢いはペースダウン。
もちろん、とりに『ときメモ』でいうところの、
藤崎詩織的キャラを残していますが。
森島悠は中盤で持ってくるべきだったのでは、と思われてなりません。
う〜ん。
『初恋限定。』でも、静姉さんのキャラは、メインに近かったし、
声優の実力的にも後半だと思うのですが、そこんとこどうなの。
個人的には伊藤静さんの声はすごくいいと思いますね。
逸話というか、武勇伝に事欠かない静さんを応援しています。
やっぱり、アニメは声優さんに任せないと。
宮崎駿の失敗も明らかにそこから始まった。
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成田良悟原作『デュラララ!!』
今回はアニメ版について。
語ること、いと多し。
傑作アニメです。
2010年の春アニメの中では、ネット上の評価でも1、2を争っています。
どこから話そうかな。
まず、基本的な情報から。
原作は電撃文庫でバカ売れを飛ばしている、
成田良悟先生の『バッカーノ』に続く作品。
そもそも、この出版不況の中、ライトノベル業界だけは活況なんですね。
たとえば、谷川流先生擁する、『涼宮ハルヒ』シリーズは、
角川スニーカー文庫です。
アスキーメディアワークスの電撃文庫には当たり作が非常に多い。
次に、二次的情報。
最近のアニメは、最後にびっくりマークがついている。
「!!」てな具合に。
ちなみに2010年春アニメの上位三つにも、
すべて「!!」がついている。びっくりマーク二つ。
ここかわらわかること、
世の中は、タイトルで、どんどん押していかないといけないということ。
内容。
『デュラララ!!』は池袋を舞台とした骨太群像劇です。
これから見る方もいっらしゃると思うし、
ぜひ見て欲しいので(「アニ速」あたりで簡単に見れます。アニメ検索サイトね)、
多くは語りませんが、
ある意味、基本である、「謎が謎を呼ぶ」をきっちりおさえたアニメです。
私にとって、アニメの重要な要素は、
ある程度、現実を舞台にしているということです。
大人なので、そうでないと見れない。
ロボットとか出だすと見る気失うの。
エヴァンゲリオンとか、ああいうひ弱なアニメは、見続けられなかった。
池袋の街をかなりのレベルまで忠実に再現。
私は池袋在住なので、「あっ、ここはあそこだ」っていうのがすぐわかる。
一応、現実世界を舞台としつつも、そこに非現実的要素があるということ。
それきっかけで、この物語は加速します。
非現実的要素、それはタイトルにも出ておりますが、
デュラハンが池袋にいる、ということなのです。
FFシリーズをしたことのある人は、デュラハンがいかなるものかご存じでしょう。
さらに、池袋の基本的な条件(どういう街かということ)もしっかりとおさえつつ、
主に東口を中心に物語は進んでいく。
はじめはひっそりと、半ばは加速して、後半は怒濤のごとく。
緩急のつけかたがうまい。
いずれも関係のないような個々の人物の話が、
最終的には収斂し、一つの大きな物語になってくる。
そのカタルシス。
個人的には、私の住む西口ももっと扱って欲しかった。
池袋最強、それは私です。
私もダラーズの一員です。
地方に住む田舎者たちは、
池袋は凄いところだって思ったに違いない、
ここ最近まれにみる、面白いアニメ。
オタクでなくとも楽しめます。
第1期のOP曲がまたいいのです。
昔からあるバンド、シアターブルックの曲です。
ヘタリア。
現在、映画も公開中。
7月から始まったアニメです。
私は、漫画の頃は知らず、アニメから見ました。
はじめは、これを見続けるのは不可能かも・・・と思いました。
というのも、私が苦手な、ハイテンション・コメディ。
しかし、1話がひどく短いこと、
そして、国を擬人化して語る歴史ストーリーという奇想天外な構想に、
結局惹かれてしまいました。
内容は、よくあるアメリカンジョーク的な各国の国民性をおもしろおかしく、
ひろげています。
イタリア人=パスタ的な考え方です。
話の中心は、イタリア。
へたれのイタリア、それが転じてヘタリアみたいなタイトル。
イタリアの苦難の歴史を、擬人化したイタリアが、
いじめられっ子として登場し、オーストリアやフランスにいじめられたりする。
そしてWorld War1、WW2と話が進み、
主に、ドイツとイタリアと日本のやりとりになる。
しっかし、よくこんな話を思いついたな〜というのが私の率直な感想。
構想がすごい。
まず、時代を通じて、国を一つの人格に擬人化し、
ある一人のキャラクターに結実させ、
歴史を、その人物の経験したこととして描く発想に驚きました。
ただ、なれるまでは、へたれのイタリアの声優さんである、
浪川さんの声が耳心地よくない。
浪川さんは『君に届け』では主人公、風早くんをやっていますよ。
そしてなによりも、エンディング曲が、なんともいえない。
BS11で放映開始。
気が向いたらぜひ。
次回はアニメ以外のレビューをお届けします。
けいおん!!第2期について。
(以下、KーON)
第1期を見ていない私が、K-ONについて語るのは、
ファンの皆様からしたら、語る資格を持っていないかもしれませんが、
私個人の感想を述べたいと思います。
根本的に面白くない。というのが率直な感想。
作者のかきふらい氏は、明らかに、男の視点から、
それも女性をあまり知らない男の視点から、
なんでもない田舎の女子高の、ありえな日常を描いております。
それもはっきり言って、どうでもいい日常。
特になにも起こらない。
その上、いわゆる恋バナが、
女子高生にゼロというのは、とても信じがたい設定。
完全に、男の幻想。
女のこたちの、「小さな」萌え的状況。
「小さな」というのは、いわゆる王道的な恋愛アニメと違い、
男の子の登場が皆無であるため、女の子同士の絡みで事件もなく、
そういう「小さな」ハッピーを見つけるような状況であるからです。
彼女たちはいわゆる腐女子に近い。
無菌状態なのですが、こうも恋愛的エピソードがゼロであると、
むしろひどく不健康な地獄にすら思えます。
そのうえ、主人公のゆいは、バカです。
こんな子供みたいな高三は存在しない。
はっきり言って、あほすぎる、ガキすぎる。
こんな女子高生、それも高三は存在しない。
腐女子ですら、もっと恋のはなしとか、
少なくとも恋愛に対する憧れがある。
あいつらの作る歌の歌詞のめちゃくちゃなこと。
全く聞き取れない。
とにかくリアルさのかけらもない、一種の女子高ファンタジーです。
唯一、まともに見えるのが、
後輩のあずさのみ。
あとはバカ。まぬけ。あほ。子供過ぎる。
K-ONが好きっていう男性は、人畜無害系です。
いい人で終わってしまう人だと思いますのでご安心下さい。
何かしながら暇つぶし的に見るのには、
のんびりしていて最適です。
主題歌、エンディング、どちらもバカ売れ。
声優には、いま売り出し中のスフィアから、寿さんと豊崎さんのお二人。
TBSにて火曜深夜放送中。
ちまたで話題ですので、気になった方はぜひ。
私も一応、第2期は全部見てますし、見ます。
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言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
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