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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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3月も終わり、たくさんのアニメが終わりを迎えています。
今日、4月からはまた新しいアニメが始まる。

明日から新年度ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
粛々と、丁寧に素直に頑張っていくつもりです。


本作『銀翼のファム』は『ラスト・エグザイル』の続編アニメ。
日本人の十八番、空アクションアニメです。
この物語は、むしろ後半になればなるほど盛り下がる。
前半の方がよかったと思います。

結構、力をいれて作ったアニメなのはわかるのですが、
失速してしまった感じです。

イマイチでしょうか。



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3月に入り異常に忙しい日常で、とにかく疲弊していました。
夜遅く帰り、朝も早い。休みもない。
ご飯を食べる暇もあまりなく、そのせいでまた疲れる。
でも、自分の人生としてやらないといけないことがある。
そう思って、寝る間もおしみ、頑張っている今日この頃です。

例年の数十倍はきつい年度末でした。

最近思うことは、自分が苦手なことや人こそ、
自分を成長させてくれる人であるということです。
自分にとって居心地のいい環境はぬるま湯でしかない。
苦手だと思って避けてばかりだと何も成長できない。
そう思って、頑張っています。


さて。
年度末ゆえに、アニメも最終回をむかえたものがいくつか。
まずは、標題の二作についてお話します。


Another。


はっきり言って、物凄く期待ハズレ。
馬鹿みたいな話で、綾辻さんには申し訳ないけど、
アホだなと思いました。
奥さんの小野不由美さんの方が、
小説家として圧倒的に優れている。
こんな子供だましなリアリスムの欠片もないファンタジーで、
一体誰が喜ぶのかと思う。
でも最後まで見ました。ちゃんと。

たとえ架空の話であって、現実離れした要素がある物語であろうと、
それを支えるのは絶対にリアリスムなのです。
『十二国記』とか『魔性の子』とか小野作品を読んだほうがいいと思う。

あと、アニメとして残念だなと思ったのは、
いとうのいぢさんの絵が逆効果。
キャラの描き分けがしっかりできていないし、
誰が誰かわからない。これは基本的なことだと思う。
もっとも「は?」と思ったのは、死者のあの人が、
「え、あの人なのかよ!?」みたいな、
全然同一人物とわからなかったこと。
これは見た人にしかわからないでしょうが、残念過ぎる。
全12話というのも、話を無理につなげた感じと、
無理につづめた感じの両方があり、残念。



あの夏で待ってる

一緒に見ていたNZKさんが、
「これジャンルはなに?」というくらい、
確かにジャンルがよくわからない。

言うなればSFラブ群像劇。
オチはそれなりにつく。
盛り上げ方は変化球だけど、まあ受け入れられる。
谷川さん役の石原夏織さんが好演。
今後の活躍に期待。
もちろん、
檸檬先輩の田村ゆかりさんはいつもの調子で安定感がある。
阿澄さんも心地いい。

なので、中くらいの作品でした。


人気ギャグアニメ。


一度は民放で放送されたアニメが、
NHKで再放送されるという異例の人気。

一度は見るのを諦めたアニメなのです。
しかし、今回もう一度見てみたら、かなりはまってしまいました。

日常的なシチュエーションを土台に、
かなりシュールな展開を組み合わせる、一風変わった良質ギャグです。

もともとは「月刊少年エース」などの4コマ漫画なので、
アニメは短い話のオムニバス形式。
その中に必ず、爆笑エピソードが2〜3ある。
そして、なんか癒されるのです。

一度騙されたと思って見て欲しいアニメです。
『あずまんが大王』によく似た作風。
『よつばと!』とかが好きな人にもお勧め。

気になる方は「アニ速」と検索し、
そこで無料でいくらでも見れるので見てみて下さい。









真下耕一監督作品。全26話。
美少女ガンアクションです。
いわゆる真下三部作の第二作品目にあたる。

見るまでは『Noir』のほうが面白いだろうと
勝手に思っていたのですが、
見始めると『Madlax』のほうが好きだ
ということに気がついた。

一作品目の霧香と同じく、
桑島法子さんをマーガレット・バートン。
小林沙苗さんをマドラックスに配役。

『Noir』同様、謎が多いストーリーに、
基本的には静かで、ギャグなどは一切ない。

淡々と進むと言えばそれまでですが、
マドラックスという少しタレ目のヒロインが、
私はとても好きです。
名前のつけ方のセンスも優れていると思う。

凄腕エージェントのマドラックスの、
彼女自身も気がつかない謎、運命が徐々に明らかになるーー。

果たして、マドラックスとは何者なのか。


かなり好きなアニメです。
アニ速で見ました。





先日、MXテレビで再放送分が終了。
結構重宝したアニメでした。

なぜなら、月ー金ずっとやっててくれたので、
予約録画にしておいて、仕事から帰って
ご飯を食べながら見る、というのが小さな息抜きだったのです。
週一のアニメだと、話のテンポが遅いし。

一期目と二期目なら、一期目の方が面白い気がするのだけど、
二期目の後半はなかなか面白いテーマを扱っている。
それは幸福と不幸の問題です。

一期目は、フリーライターとその娘が途中からレギュラー登場。
地獄少女という存在を追いかける。
娘のほうははじめ、地獄少女という存在を必要悪と考える。
しかし、何の罪咎もなく、
むしろ人のためになっている人が、
見ず知らずのストーカーによって逆恨みされ、
地獄に流されてしまうという後味の頗る悪い事件を契機に、
地獄少女の存在を疑問視し始める。

二期目は、まず地獄少女の仲間の妖怪たちとの馴れ初め、
また彼らの出自を明かす。
その後、まるで小野不由美さん的な「悪魔の子」が登場。
ただし、この「悪魔の子」はいたって普通のいい少年。
周囲の人々の悪意によって、すべての罪をなすりつけられる。
つまりは台風の目。
そして連鎖反応が起こり、恨みは恨みを呼び、
地獄への流し合いが生じる。
その結果、罪のない少年まで地獄へ流されてしまうのだが……


といった感じです。


地獄少女はなんといっても、
いくらでもバリエーションのきく展開、
そして人の悪意をテーマにしていること、
決めぜりふが非常に優れていること、
この三点を大きな武器としている。

私はそして思うのだけど、肉親を地獄へ流す話が非常に多い。
友達とか恋人ではなく。

肉親とはやっぱり一番難しい存在なんだと思いますね。



両親が離婚し、共に再婚してしまっている私にとっても、
考えさせられる内容です。

気が向いたらぜひご覧下さいませ。



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プロフィール
HN:
海馬浬弧
性別:
女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
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