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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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先日、MXテレビで再放送分が終了。
結構重宝したアニメでした。

なぜなら、月ー金ずっとやっててくれたので、
予約録画にしておいて、仕事から帰って
ご飯を食べながら見る、というのが小さな息抜きだったのです。
週一のアニメだと、話のテンポが遅いし。

一期目と二期目なら、一期目の方が面白い気がするのだけど、
二期目の後半はなかなか面白いテーマを扱っている。
それは幸福と不幸の問題です。

一期目は、フリーライターとその娘が途中からレギュラー登場。
地獄少女という存在を追いかける。
娘のほうははじめ、地獄少女という存在を必要悪と考える。
しかし、何の罪咎もなく、
むしろ人のためになっている人が、
見ず知らずのストーカーによって逆恨みされ、
地獄に流されてしまうという後味の頗る悪い事件を契機に、
地獄少女の存在を疑問視し始める。

二期目は、まず地獄少女の仲間の妖怪たちとの馴れ初め、
また彼らの出自を明かす。
その後、まるで小野不由美さん的な「悪魔の子」が登場。
ただし、この「悪魔の子」はいたって普通のいい少年。
周囲の人々の悪意によって、すべての罪をなすりつけられる。
つまりは台風の目。
そして連鎖反応が起こり、恨みは恨みを呼び、
地獄への流し合いが生じる。
その結果、罪のない少年まで地獄へ流されてしまうのだが……


といった感じです。


地獄少女はなんといっても、
いくらでもバリエーションのきく展開、
そして人の悪意をテーマにしていること、
決めぜりふが非常に優れていること、
この三点を大きな武器としている。

私はそして思うのだけど、肉親を地獄へ流す話が非常に多い。
友達とか恋人ではなく。

肉親とはやっぱり一番難しい存在なんだと思いますね。



両親が離婚し、共に再婚してしまっている私にとっても、
考えさせられる内容です。

気が向いたらぜひご覧下さいませ。



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海馬浬弧
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自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
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