あらゆる事柄に関するレビューログ。
#kaibaricot
成田良悟原作『デュラララ!!』
今回はアニメ版について。
語ること、いと多し。
傑作アニメです。
2010年の春アニメの中では、ネット上の評価でも1、2を争っています。
どこから話そうかな。
まず、基本的な情報から。
原作は電撃文庫でバカ売れを飛ばしている、
成田良悟先生の『バッカーノ』に続く作品。
そもそも、この出版不況の中、ライトノベル業界だけは活況なんですね。
たとえば、谷川流先生擁する、『涼宮ハルヒ』シリーズは、
角川スニーカー文庫です。
アスキーメディアワークスの電撃文庫には当たり作が非常に多い。
次に、二次的情報。
最近のアニメは、最後にびっくりマークがついている。
「!!」てな具合に。
ちなみに2010年春アニメの上位三つにも、
すべて「!!」がついている。びっくりマーク二つ。
ここかわらわかること、
世の中は、タイトルで、どんどん押していかないといけないということ。
内容。
『デュラララ!!』は池袋を舞台とした骨太群像劇です。
これから見る方もいっらしゃると思うし、
ぜひ見て欲しいので(「アニ速」あたりで簡単に見れます。アニメ検索サイトね)、
多くは語りませんが、
ある意味、基本である、「謎が謎を呼ぶ」をきっちりおさえたアニメです。
私にとって、アニメの重要な要素は、
ある程度、現実を舞台にしているということです。
大人なので、そうでないと見れない。
ロボットとか出だすと見る気失うの。
エヴァンゲリオンとか、ああいうひ弱なアニメは、見続けられなかった。
池袋の街をかなりのレベルまで忠実に再現。
私は池袋在住なので、「あっ、ここはあそこだ」っていうのがすぐわかる。
一応、現実世界を舞台としつつも、そこに非現実的要素があるということ。
それきっかけで、この物語は加速します。
非現実的要素、それはタイトルにも出ておりますが、
デュラハンが池袋にいる、ということなのです。
FFシリーズをしたことのある人は、デュラハンがいかなるものかご存じでしょう。
さらに、池袋の基本的な条件(どういう街かということ)もしっかりとおさえつつ、
主に東口を中心に物語は進んでいく。
はじめはひっそりと、半ばは加速して、後半は怒濤のごとく。
緩急のつけかたがうまい。
いずれも関係のないような個々の人物の話が、
最終的には収斂し、一つの大きな物語になってくる。
そのカタルシス。
個人的には、私の住む西口ももっと扱って欲しかった。
池袋最強、それは私です。
私もダラーズの一員です。
地方に住む田舎者たちは、
池袋は凄いところだって思ったに違いない、
ここ最近まれにみる、面白いアニメ。
オタクでなくとも楽しめます。
第1期のOP曲がまたいいのです。
昔からあるバンド、シアターブルックの曲です。
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海馬浬弧
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女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
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