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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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ペリーヌ物語、全53話。

NHKでかつての世界名作劇場をやっているのですが、
その中でも最も長い『ペリーヌ物語』
今週ついに完結しました。

長かった、そして面白かった。
毎日録画予約していたのを、仕事から帰ってご飯を食べながら見る、
というのが楽しみでした。

『母を訪ねて三千里』、『足ながおじさん』、『小公女セーラ』、
『愛少女ポリアンナ』と見てきて、つくづく思うのは、
子供の頃見ていた時は、なにもわかってなかった、ということ。

そして、ポリアンナは少し違うけれど、
いずれも旅ものが多い。
そして、親がいないパターンも多い。

どれも、かなり面白い。
そして、本当に泣いてしまいました。
『ペリーヌ物語』も二回ほど泣いた気がします。

インドからフランスの架空都市マロクールまで、徒歩の過酷な旅。
『家なき子』(sans famille)の原作者、エクトール・マロの、
en familleを日本アニメに焼き直し、『ペリーヌ物語』に結実。
en familleとは直訳すると、「家族の中へ」
つまり、sans familleと対をなす作品。

架空都市マロクールとは、すなわち、フランス語でいうと、
マロの心。
ペリーヌの安寧の地は、作者である、マロの心の中というわけ。

アニメはボスニアから始まります。
母と、かなり人間的なポンコツ犬バロン、
そしてロバのパリカールとともに、フランスへ向けて旅をする。

彼女たちは旅の写真屋として生計をたてているのも、個人的には興味深い。
写真とは、本来こういうものであったということを痛感します。
このことは詳しく書く必要がありそうですが。

『母を訪ねて三千里』のラスト近く、ロバが死に、
マルコが倒れて、這いつくばってでも進む、物凄いシーンがあるのですが、
『ペリーヌ物語』もドナドナよろしく、ロバを売らないといけなくなる。
ここがまた悲しい。
そのうえ、パリの場末で母は死んでしまう。

いまわの際にペリーヌに語る言葉はとても悲しい。

「愛されるためには愛さないといけない」

この物語は、この言葉につきます。

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海馬浬弧
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自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
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私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
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