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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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コルトレーン・カルテットの最高傑作と誉れ高い作品。
もちろん、マッコイ・タイナー、エルヴィン・ジョーンズ、
ジミー・ギャリソンという最高の編成。

コルトレーンが限りなくフリージャズに近づき、
その後、フリージャズへと展開していく、一歩前の作品。

フリーに展開していくと、才気溢れるピアニスト、
マッコイ・タイナーは離れて行ってしまうので、
私はコルトレーンのここまでが好きです。


私は、なんでもそうですが、形を失ってしまうとあまり好きではありません。
ぎりぎりのところで形を保っている、その緊張感を持ったものが、
一番好きです。Close to the edgeみたいな雰囲気。

そういう意味で、『至上の愛』は、コルトレーンのテナーが、
限界まで近づいた作品です。
『アセンション』ではもうわけがわからない。

中期の傑作、ドルフィーを加えた、
『ライブ・アト・ザ・ヴィレッジバンガード』は最高です。
特に、のっけから"Spiritual"や、スタンダードナンバーの、
"Softly, As In A Morning Sunrise"は秀逸。

コルトレーンは神格化されておりますが、確かに素晴らしいです。


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海馬浬弧
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自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
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