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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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1983年。マット・ディロン、ミッキー・ローク、
ダイアン・レイン。
トム・ウェイツ、ニコラス・ケイジなど。

アメリカ、80年代のバイブルとも言われる、S・E・ヒントンの小説が原作。
ヒントン自身が脚本に携わっている。
音楽はポリスのスチュワート・コープランド。

荒っぽい青春映画です。
喧嘩に明け暮れる青年と、その兄の物語。
映画としては、中くらいの出来。
私個人的ににはあんまり好きな映画ではない。

しかし、ミッキー・ロークが冴え渡っている。
『ナインハーフ』等、
もともと好きな俳優さんには違いありませんが、
このイカれた、強く、頭の切れる、
すべてに意味を見いだせなくなった、
虚無主義の兄を最高にうまく演じています。
あの静かで異様に優しい語り口はなんだろう。
いつも微笑を口元に湛えている、
醒めすぎた狂気。

かっこよすぎる。
すごいカリスマ性を感じさせます。

結局、彼は弟を自分のようにしたくないために、
自殺行為に及んだのではないでしょうか。

彼に、あの街は小さすぎた。
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プロフィール
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海馬浬弧
性別:
女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
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