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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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これは私のあんちょこです。
新潮社刊。
レコードとなっていますが、もちろん大半CDとして出直している。

本当は、カトリーヌ・ミュレーさんのフラワーレッスン番組について、
書こうかと思ったのですが(というのも、
カトリーヌ・ミュレーというキーワードでここに辿り着いている方が、
とても多いご様子なので。アクセス解析の結果)、
それは今度の機会にします。

さて、私のささやかな楽しみは、この本に載っているCDを買うこと。
付箋だらけで、色々線を引きまくっています。
またところどころに挟まれているJazz好きの著名人の方によるエッセーも面白い。
安西水丸さんのエルビン・ジョーンズの話など、
とても臨場感があって、愛らしい。

また、いわゆるジャズ・ジャイアントを何人か取り上げ、
それらの人々に関する小エッセーも面白い。
コルトレーンやマイルスなど。
やはり二人は、いつも思うけれど常に変貌を遂げている。
マイルスは本当にそうですね。
『クールの誕生』(1949)、
『カインド・オブ・ブルー』(1959)
『ビッチェズ・ブリュー』(1969)
この10年ごとの歩みを見ても凄いと思うし、
その間に出しているアルバムも、様々なものがあります。
例えば57年には映画『死刑台のエレベーター』を見て、
即興的に吹いた傑作があるし。

あくなき探求、変化の連続。

コルトレーンは初めは非常に評価が低かったのが、
メキメキと頭角を現し、ヴィレッジヴァンガードでドルフィーと、
スリリング溢れる演奏を繰り広げる。
私にとってもコルトレーンは神です。
実は後半の65年以降はあんまり好きではないのですが。

ビル・エヴァンスなんかの話しも面白いですよ。
彼のほとんどのアルバムに参加している、
天才ベーシストスコット・ラファロは夭折して本当に残念です。

この本には、日本のJazzも載っており、前にご紹介させて頂いた、
板橋文夫さんや加古隆さんのアルバムもあります。

私のJazzあんちょこの一つ。
ささやかな楽しみ。
三次的読書物。

入門編としてもおすすめですので、もしジャズにご興味おありでしたらぜひ。

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プロフィール
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海馬浬弧
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自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
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