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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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ドイツが生んだ、伝説的ロック/電子音楽/プログレッシブ・ロック、バンド。

わたしが音楽について書くときは不勉強な時です。


大学一年くらいの時に、ドイツの70年代電子音楽/プログレをよく聴いていた。
こういう音楽を聴くと、今のエレクトロニカとか聴く必要ないと思う。
いつも、70年代の音楽はあらゆるジャンルが、新しい。

タンジェリン・ドリームのファーストアルバム「エレクトロニック・メディテイション」
はいつ聴いても刺激的です。
そんなに電子的ではないのですが、その名の通り、
電気をつかった即興的メディテイションは秀逸です。

以前、クラウス・シュルツェの「イル・リヒト」1972を
拙ブログで紹介したことがありましたが、
イル・リヒトについて

クラウス・シュルツェはタンジェリン・ドリームの初期メンバーです。



一つ今でも思い出すエピソードがあります。
わたしがランブイエにいた時、同室だったドイツ人のラースが、
いつも寝るときに、電子音楽を聴いていた。
わたしは「よくそれで眠れるなあ」と呆れたり関心したりしてました。

さすがベルリノワ。

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1971年に結成された日本が誇る伝説的プログレッシブロックバンド。四人囃子。

デビュー当時は21ー22歳であったにも関わらず、
抜群のテクニックと勢いをもって彗星のごとく登場。
ピンクフロイドを完コピできるバンドとして有名だった。

ベースは、今ではプロデューサーとして著名な佐久間正英を擁し、
ボーカルはCharをして最高のボーカリストと言わせしめた、
ニヒルな歌声がたまらない森園勝敏。

このサイケデリックなカバーは、
まるでELPの傑作Tarkus(1971年)を想起させるような、
奇妙な怪物の姿が、どかーんと描かれている。

Yesの最高傑作と名高い"Close to the edge"が
やはりある種の危機感を表し、
Tarkusが攻められるギリギリを攻め続けているように、
一触即発もその名の通り、物凄い緊張感で演奏している。


……なぜか、今日、CanのFuture Daysとか
一触即発が聞きたくなったのでした。

あ、今度このCDを回収しないと。








ブルー・エンジェルと聞いて思い浮かべうるのは、
まずマレーネ・ディートリッヒ。

傑作映画、
邦題『嘆きの天使』は原題のドイツ語が、
ブルー・エンジェルという意味だった。

たぶん、若かりし日のシンディ・ローパーもマレーネを
念頭に置いていたのではないでしょうか。
時は1980年、27歳の時。

シンディ・ローパーはロカビリーバンドの「ブルー・エンジェル」
ボーカルとしてデビュー。
もちろん、この時から圧倒的な歌唱力は健在。
批評家達からは絶賛されるも商業的に失敗し自己破産を経験。

特に「I'm gonna be strong」は大好きです。
この映像、ピアノの上で歌っている姿をはじめてみたのは高校の時。
以来、忘れられなくて時々見るし、最近は頻繁にこの曲を聴いている。
ロカビリーとはいえ、この曲なんかは、
シンディの歌唱力を存分に活かしたバラードです。


ロカビリーと言えばストレイキャッツ。


この曲もよく聴きます。




そして、シンディ・ローパーとして、ソロデビューした後、



"Girls just wanna have fun"でスマッシュヒットを飛ばす。
この曲って、若い女の子こと歌っているので、
もっとシンディ自体若い頃の曲かと思っていたけど、
31歳の時の曲だったんですね。



もちろん time after time もいいです。
マイルスはジャズでもコピーしてます。




でも最近はやっぱり、

I'm gonna be strong








ギター:ローリンド・アルメイド、
ベース:レイ・ブラウン、
ドラムス:シェリー・マン、
アルトサックスとフルート:バド・シャンク
によるカルテット。
1977年作。

手に入れたいと思いつつ、なかなか手に入らなかった
傑作JAZZアルバムです。

特に標題曲であるGoing Homeは美しい。
落ち着いていて、ゆったりと聞ける。
ギターをフィーチャーし、リズムセクションは経験豊か。
しっとりとした大人のためのアルバムです。

とてもお薦め。


久しぶりに音楽を。


テナーがアイク。
オルガン、フレディ・ローチ。
ベース、ミルト・ヒントン。
の才気溢れるトリオ。

決して派手じゃない。
アイクはテナー奏者としては少しマイナーな方だ。
テナーには数多くのスターがいるから。

しかし、アイクの音は渋くてとてもダンディー。
バラードはスローでドラマチック。
そして、そこはかとなく温かい。

ハンク・モブレーのソウル・ステイションを思い出す。
やはり「ソウル」つながりか。


最近はこのアルバムをよく聴いています。
フレディのオルガンも出色の出来映え。

落ち着いた大人な夜に、いかがでしょう。


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プロフィール
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海馬浬弧
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自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
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