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あらゆる事柄に関するレビューログ。 #kaibaricot
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10月開始アニメ出そろいました。

まず、前評判的には電撃文庫で人気の高い『とある魔術の禁書目録』第二期が、
もっとも期待されていたアニメだったことを、あらかじめおしらせします。

以下、私の極私的評価です。

1位、ヨスガノソラ
2位、俺の妹がこんなにかわいいわけがない
3位、バクマン
4位、マクロスF
5位、とある魔術の禁書目録II
6位、もっとTOLOVEる
以下、こばと(再放送)、etc...

ヨスガノソラはダークホースでした。

1位、2位ともに、兄妹もの。
今の世の中の流行でしょうか。
妹は、両方とも典型的なツンデレです。

2位の「俺の妹が・・・」は人気急上昇中の竹達彩菜さんが妹役をやっています。
しかし、たとえば竹達さんの代表作、
「けいおん!」の梓のようなしっくり感はなく、
はっきり言って平野綾さんのハルヒのパクリのような感じでした。
確かに、ハルヒも、「俺の妹が・・・」の桐乃も、
ツンデレキャラですが、ちょっと似過ぎている。
明らかに平野綾さんの影響を受けていると思います。
また、竹達さんに関して言わさせてもらうと、
「ジュエルペット てぃんくる」のミリア役の竹達さんは歌が下手すぎると思います。
ただし、この話は今後の展開が気になるし、意外に面白い。

3位バクマン
ジャンプで現在も連載中の人気漫画。
基本を押さえた典型的ラブコメ。
まあ、普通に面白い。

4位マクロスF
マクロスシリーズの最新作。例によって、歌姫要素あり。
なぜか絵が少し古い。

5位とある魔術の禁書目録
大人の私はこういう世界観を求めていない。
伊藤静姉さんが、気が強いキャラ、ぴったり。

6位もっとTOLOVEる
やはりジャンプで連載され、
恋愛ものでは最も長い連載を誇る。
ただし、レシ形式なので、あらかじめキャラを知っておく必要あり。
いま旬であるSphere系声優、戸松遙がちょっと頂けない。

以下、こばと、再放送。
原作はCLAMP。いかにもCLAMP的な作りです。
声優は主役に、釘宮理恵。
どうしてもまめっちの声とかぶる。

そして、1位、ヨスガノソラについて。

これは18禁のPCゲーム、つまりエロゲーがもとネタ。
ただしテレビでやるにあたって、そういうシーンは減らしている。
が、かなりきわどいシーンが多い。
兄妹のキスシーンなど。
近親相姦的主題は最近多し。
妹である女の子が、主人公の兄に好意を持っている。
それを抑えよう、自分自身認めまいとして、ツンデレになるというパターン。
女の子の表情や声に力をいれているので、そっち系の声優さんばかり。

そして、なにより、このアニメの良さは、静けさです。
単語で表すなら、静謐、官能、妄想。

ところで、最近、「ツンデレ」の定義を間違っている人が多いですが、
「ツンデレ」とはあくまで、外見ツンツン、中身デレデレであって、
初めはツンツンしているが、仲良くなるとデレデレするわけではありません。
あくまでも、ずっと外見上はツンツンしているということなのです。

閑話休題。

いわゆるエロゲーからアニメ化された、ヨスガノソラ。
ある意味、典型的な、近親相姦、ナルシシックストーリー。
そして、センチメンタルに、静かにつくっている。
みな、美しい。
10月アニメでは一押しです。

なお、「荒川アンダーザブリッジ」や「そらのおとしものII」は除きました。
二つとも、私的に圏外ですし、「そらのおとしもの」は人気アニメですが、
ちょっと程度が低すぎますので。


以下、雑感です。

いつも次に何が当たるか、ということを考えておりますが、
思うに、アニメ界全体に少し頭打ち感が出ております。
そんな中でも、デュラララ!は非常にあたり作品でしたが、それ以降なし。

電撃文庫について、正直な感想を述べさせて貰うと、
ちょっと、せこい商売だと思う。
電撃文庫大賞は明らかに賞金が少なすぎるし、
角川系の会社はちょっとせこい。
ライトノベルの飽和期に突入したと思う。
電撃文庫はまた、日本人の頭の低下を助長している。
『俺の妹が・・・』『とある魔術・・・』『デュラララ!』
これらすべて電撃なのです。

ライトノベルについてもっと考えないといけないと思っています。
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海馬浬弧
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自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
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