あらゆる事柄に関するレビューログ。
#kaibaricot
『ストロボエッジ』別冊マーガレットにて連載していました。
先月号で完結しました。
別冊マーガレットには、椎名軽穂先生の『君に届け』、神尾葉子先生の『狼と虎』。
永田正実先生『恋愛カタログ』(完結)→現在は『好きって言わせる方法』
そして、今度、淳平君で映画化される、
河原和音先生の『高校デビュー』(完結)→現在は『青空エール』
などが連載されており、少女漫画雑誌としては、間違い無くトップランナーです。
いくえみ綾先生の作品も不定期に連載。
その中でも、今回は特に咲坂先生の作品について書きたいと思います。
なぜなら、特に神尾先生や永田先生、河原先生はすでに代表作がありますし、
椎名先生は『君に届け』が爆発ヒット中なので。
(ただし、私は正直言って『君に届け』に対してはかなり否定的な立場です)
さて、『ストロボエッジ』は少女漫画の王道を行く高校生の恋愛もので、
細かいところに、咲坂先生の素晴らしい感性を行き渡らせた、傑作漫画です。
主人公は仁菜子という、ちょっと天然でかわいらしい感じの、
誰にでも好かれる、憎めない女の子。
その仁菜子が想いを寄せる、学校でも一番人気の蓮。
しかし、蓮は大学生でモデルの麻由香と付き合っていたー
・・・ほんとにね、咲坂先生って、こう、繊細で心憎い演出を毎回もりこむのよ。
それが、グッとくるというか。
アングルとか、シーンの移り変わりとか、ほんと勉強になるよ。
気持ちが加速すると、それぞれのコマも連動して加速する。
そして、蓮の親友である、拓海が仁菜子を好きになりー
さらに物語は加速していくわけです。
私的に少女漫画に革命を起こした漫画だと思いますが、
どうも世の中は、女子同士の友情みたいのも描いた『君に届け』
のほうが評価が高いようですが。
絶対、『ストロボエッジ』のほうがおすすめ。
蓮君かっこいいし。風早君よりいいよ。
風早君って少しひねくれてるし。
(というのも漫画を続けるために、なかなか爽子と風早君をくっつけなかった。)
『ストロボエッジ』
ほんとうにワンシーン、ワンシーンがすごく、胸を締め付けられる。
久しぶりに胸を締め付けられたくなったら、ぜひ。
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セカンドバージン第二話を見終えて思うことを箇条書きにします。
・久しぶりにミスキャストではないドラマである。
例、キムタクの総理大臣や松田翔太の医者など。
ミスキャストではないから、見ていて、ありえない、と思わない。
素直に話に入っていける。
長谷川さんは元官僚みたいに確かに見えるし、証券会社にいそうでもある。
(ただし、実際の証券会社のやつらはもっとかっこわるくて馬鹿ばっかりで、
脂ぎった、偉そうな人ばっかですが)
・梅林茂さんの音楽のせいか、
どことなく、ウォン・カーワイの映画を思い起こさせる。
不倫恋愛ものの傑作『花様年華』とかを思い起こさせる。
たぶんそれは、シンガポールとかが出てくるせいだ。
つまり、音楽はいい。
・小木茂光さんのさりげない演技が好印象。
特に、今回、段田さんと、なんとなくそっち系な関係をにおわせたのですが、
段田さんが病室で横たわっているシーンで、
小木さんが彼の髪の毛を触っているシーンは、非常に愛情を感じて、
笑ってしまった。
ある意味、ラブシーンより愛情を感じさせる。
次回より、ワイ・オー・ユーさんが出てくるので、さらに楽しみです。
ブラジルの現大統領ルラ氏は、小卒。
学歴はそこまで。
その後は、施盤工や洗濯屋などを点々とし、頂点まで上り詰めた。
田中角栄的人物です。
ところで、フランスなどは、今のサルコジは違いますが、
大統領ともなると、基本的にGrand écoleのパリ政治学院出身です。
サルコジはそういう意味でもかなり例外的人物です。
現在の、フランス年金改革問題は、ストライキの大発生に至っていますが、
私はデモってる学生たちは、半ば「祭り」がしたいだけじゃないかと、
青春のパワーを発散させたいだけじゃないかと思ってしまう。
閑話休題。
ルラ氏のサクセスストーリーは、アルゼンチンのエビータを思い起こさせる。
ルラ氏は、持ち前の学歴のなさゆえの人なつっこさをいかし、
誰でも「我が友」と呼び、懐に飛び込み、親しみやすい。
ブラジルはルラ氏のもと、日本並みの借金大国から、
経済成長を遂げました。
ブラジリアなどは、近代的建築物も非常に多く、美しい街です。
さて、そのブラジルが、どういう大統領を選ぶのか、
方や女性方や男性、ただし今回は、ルラ大統領のようなたたき上げではありません。
国債大国日本国民としては気になります。
長谷川さん、鈴木京香さん、深田恭子さん。
NHKで放送開始!
鈴木京香さんがNHKでベッドシーンに挑む話題作です。
明日、再放送がありますので、録画可能な方はぜひ。
久しぶりに、トレンディドラマ的な要素あり。
漫画原作とか学園モノではない、あくまで大人用のドラマです。
まだ始まったばかりなので、大したことは言えませんが、
以下、雑感です。
・フカキョンは可愛い。
・鈴木京香さんは相変わらず美人で魅力的。
・長谷川さんは、文学座出身で内野聖陽さんを尊敬しているだけあって、
顔が似ている。ちなみに内野さんも長谷川さんが好きらしい。
・草笛光子が面白い。
正直申し上げて、わたしが楽しみにしているのは、ラブシーンです。
最近、バカみたいな子供だましの、出演者も子供ばっかりのドラマばかりなので、
昔風のトレンディドラマみたいなやつやらないかなあとか思ってたんですね。
「だ〜れもが〜」みたいな。
ま、そんな感じにはほど遠いですが、全10回と短く、
ぜんぶ見てみようと思います。
10月開始アニメ出そろいました。
まず、前評判的には電撃文庫で人気の高い『とある魔術の禁書目録』第二期が、
もっとも期待されていたアニメだったことを、あらかじめおしらせします。
以下、私の極私的評価です。
1位、ヨスガノソラ
2位、俺の妹がこんなにかわいいわけがない
3位、バクマン
4位、マクロスF
5位、とある魔術の禁書目録II
6位、もっとTOLOVEる
以下、こばと(再放送)、etc...
ヨスガノソラはダークホースでした。
1位、2位ともに、兄妹もの。
今の世の中の流行でしょうか。
妹は、両方とも典型的なツンデレです。
2位の「俺の妹が・・・」は人気急上昇中の竹達彩菜さんが妹役をやっています。
しかし、たとえば竹達さんの代表作、
「けいおん!」の梓のようなしっくり感はなく、
はっきり言って平野綾さんのハルヒのパクリのような感じでした。
確かに、ハルヒも、「俺の妹が・・・」の桐乃も、
ツンデレキャラですが、ちょっと似過ぎている。
明らかに平野綾さんの影響を受けていると思います。
また、竹達さんに関して言わさせてもらうと、
「ジュエルペット てぃんくる」のミリア役の竹達さんは歌が下手すぎると思います。
ただし、この話は今後の展開が気になるし、意外に面白い。
3位バクマン
ジャンプで現在も連載中の人気漫画。
基本を押さえた典型的ラブコメ。
まあ、普通に面白い。
4位マクロスF
マクロスシリーズの最新作。例によって、歌姫要素あり。
なぜか絵が少し古い。
5位とある魔術の禁書目録
大人の私はこういう世界観を求めていない。
伊藤静姉さんが、気が強いキャラ、ぴったり。
6位もっとTOLOVEる
やはりジャンプで連載され、
恋愛ものでは最も長い連載を誇る。
ただし、レシ形式なので、あらかじめキャラを知っておく必要あり。
いま旬であるSphere系声優、戸松遙がちょっと頂けない。
以下、こばと、再放送。
原作はCLAMP。いかにもCLAMP的な作りです。
声優は主役に、釘宮理恵。
どうしてもまめっちの声とかぶる。
そして、1位、ヨスガノソラについて。
これは18禁のPCゲーム、つまりエロゲーがもとネタ。
ただしテレビでやるにあたって、そういうシーンは減らしている。
が、かなりきわどいシーンが多い。
兄妹のキスシーンなど。
近親相姦的主題は最近多し。
妹である女の子が、主人公の兄に好意を持っている。
それを抑えよう、自分自身認めまいとして、ツンデレになるというパターン。
女の子の表情や声に力をいれているので、そっち系の声優さんばかり。
そして、なにより、このアニメの良さは、静けさです。
単語で表すなら、静謐、官能、妄想。
ところで、最近、「ツンデレ」の定義を間違っている人が多いですが、
「ツンデレ」とはあくまで、外見ツンツン、中身デレデレであって、
初めはツンツンしているが、仲良くなるとデレデレするわけではありません。
あくまでも、ずっと外見上はツンツンしているということなのです。
閑話休題。
いわゆるエロゲーからアニメ化された、ヨスガノソラ。
ある意味、典型的な、近親相姦、ナルシシックストーリー。
そして、センチメンタルに、静かにつくっている。
みな、美しい。
10月アニメでは一押しです。
なお、「荒川アンダーザブリッジ」や「そらのおとしものII」は除きました。
二つとも、私的に圏外ですし、「そらのおとしもの」は人気アニメですが、
ちょっと程度が低すぎますので。
以下、雑感です。
いつも次に何が当たるか、ということを考えておりますが、
思うに、アニメ界全体に少し頭打ち感が出ております。
そんな中でも、デュラララ!は非常にあたり作品でしたが、それ以降なし。
電撃文庫について、正直な感想を述べさせて貰うと、
ちょっと、せこい商売だと思う。
電撃文庫大賞は明らかに賞金が少なすぎるし、
角川系の会社はちょっとせこい。
ライトノベルの飽和期に突入したと思う。
電撃文庫はまた、日本人の頭の低下を助長している。
『俺の妹が・・・』『とある魔術・・・』『デュラララ!』
これらすべて電撃なのです。
ライトノベルについてもっと考えないといけないと思っています。
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海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
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私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
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