あらゆる事柄に関するレビューログ。
#kaibaricot
現在、実に日本人で結婚するカップルのうち、20組中1組が国際結婚なのです。
そうすると当然、国際離婚も急増。
離婚に付随するのは子供の問題。
子供を引き取る問題も、国際離婚であると複雑になります。
例えば、子供を連れて、勝手に自分の国へ帰ってしまう、
ということが多々起こる。
それを防止するのがハーグ条約です。
多くの先進国が批准しているハーグ条約ですが、
日本は批准しておりません。
ハーグ条約によれば、
加盟国間において親が海外への子供の連れ出しを行った場合には、
誘拐とみなされ、迅速に子供の返還を請求できる。
しがたって、例えば日本人女性が米国人男性と結婚し、
その後離婚し、勝手に子供を連れ、日本へ帰ってしまう。
米国はハーグ条約に加盟しているから、子供の返還を申請しても、
しかし日本は加盟していないから返還できない。
日本がハーグ条約を批准していないことが、
ヨーロッパあたりで結構問題となっているらしい。
そういえば、私の周囲にも国際結婚カップル、意外といます。
結婚する方は離婚することを考えて結婚なんてしませんからね。
ただ、フランスなんかだと、いまでは婚外出産のほうが多いんですよ。
というのも、恋人同士も結婚と同等の権利を受けられるからです。
日本人女性がフランス人男性と結婚して、
別れてしまったら、なかなかフランスに残ろうなんて、思わないと思う。
国際結婚するなら、他国で骨を埋める覚悟でしないといけない。
ハーグ条約批准するしないに関わらず、
幼い子供が、いずれにしてもかわいそうです。
しかし。
私は切に思いますが、
「子供のため」とか言って偽りの結婚生活を続ける夫婦。
そんな時、子供は、仮面夫婦であるということがわかっています。
本当に「子供のため」を思うなら、別れるのが一番いい。
必ずしも二親そろっている必要はないと私は思います。
子供が家族の中でさえ気を遣いながら生きて行くことほど、
子供にとってよくないことはない。
国際結婚には覚悟がいる、ということです。
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『竜二』ただ1作で、伝説になった男、金子正次。
映画公開からわずか1週間で急逝されました。
「主役」に尋常じゃない執念を持つ金子正次。
本当にね、いつ見ても、この映画は泣きそうになる。
本当の渾身の一作です。
一般的に言われているように、ヤクザ映画としては、
暴力シーン、戦いシーンを伴わない、ヤクザ映画を変えた映画と言われています。
確かにそういう面も評価すべきですが、『竜二』は非常に内面的な映画なんですね。
知的な映画と言ってもいい。
竜二のキャラクターに体現されているのは、
非常に複雑な、しかも単純な、人間像です。
それがもの凄く魅力的なんですね。
また、ショーケンの曲がベストマッチしてるんだ。
『竜二』を見られたら、ぜひ『竜二FOREVER』にて、
『竜二』が作成されたいきさつも見てみて下さい。
もっと『竜二』については言いたいことがあるんですが、
残念ながら、今回はこの映画に関するレビューではなく、
NHKでやっていた、男前列伝、金子正次についてです。
はっきり言って金子正次を中村獅童が語るって全然違うでしょう。
全く、ふざけてますね。
全然、金子正次の語られなかった一面みたいなのは出てこないし、
映画以外の肉声も聞けるわけでもない。
金子正次のファンとしては、がっかりこの上なしです。
中村獅童とかどうでもいいんです。小物過ぎる。
金子正次と違いすぎる。
出が違う。
何がピンポンだ、ふざけんな、って感じです正直。
ピンポンという漫画自体は嫌いではないですけどね。
金子正次さんの執念は尋常じゃない。
せめて、『竜二FOREVER』をやった、
高橋克典に語って欲しかったな〜と思いました。
最近、私が、最も好きな人は、間違い無く渡辺陽一さんです。
ここに来て急にテレビ番組に多ご出演されるようになりました。
彼を見いだしたのは、千原ジュニアです。
ジュニアの金曜の深夜番組『笑撃ワンフレーズ』に、
渡辺陽一さんが出演するようになってから、さんまさんにも気に入られ出した。
だって、渡辺陽一さん、めちゃくちゃ面白い。
なんなんだろう、この話術は!?
ゆっくりと、しかし淀みなく、確実に発せられる言葉。
独特の区切りと、語っているときの表情と仕草と。
もう彼が話し始めただけで、おかしい。
これはもの凄い語り口です。
殺しの語り口です。
戦場カメラマンという肩書きも、これは真実なんですが、
それも彼のおもしろさに一役買っている。
戦場カメラマンゆえに経験豊富で、様々な経験談が出てくるし、
それを語るときの絶妙すぎる話術。
この人は、明らかに頭がいい。
これだけ噛むこともなく、情景がわかるように、
はっきりとしゃべる人、なかなかいません。
ぜひ、今後の渡辺陽一さんに注目して下さい。
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海馬浬弧
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女性
自己紹介:
言語学者、哲学者、文学者、サイバネティック学者である、
海馬浬弧による本、映画、アニメ、音楽、その他、
あらゆることに関するレビューログ。
私生活については一切書きません。7カ国語堪能。
独断と偏見に充ち満ちているため、不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも現代の歪みの一つだと思って、
どうかお許し下さいませ。
リンクは才能豊かな知人の方々なので、ぜひ。
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